四国電力の決断社史:経営の意思決定を振り返る

更新:

決断

供給区域の小ささを、電気の外と四国の外へ出ることで補ってきた。1969年、過疎と財政難に悩む伊方町の町長・地主・漁業関係者が誘致を陳情し、四国電力は佐田岬半島の先端を建設地と定めた。1977年9月に1号機、1994年12月に3号機まで運転を開始し、総出力202.2万kWの3基体制で原子力比率を約40%へ引き上げた。同じ時期の1984年7月には情報システム部門を分離し、四電情報ネットワークサービスを設立した。1989年に第一種電気通信事業者となったSTNetは、四国の電力契約者を顧客基盤に法人向け通信とデータセンターを運営している。2016年に伊方1号機、2018年に2号機を廃炉として3基体制が89万kWの1基へ縮んだとき、先に育てておいた電気以外の事業が収益の欠けを埋めた。

免責事項およびポリシー