東北電力の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

燃料を一つに絞らない、という原則を発足以来崩していない。水力中心の電源構成では年率10%近い需要増に追いつかず、1958年の八戸火力1号機から火力へ主力を移した。1973年の第一次石油危機で原油価格が約4倍になり石油専焼火力の燃料費が経営を圧迫すると、1978年8月に日本海エル・エヌ・ジーを設立して火力の燃料を天然ガスへ替えた。1984年には女川原子力1号機の運転で原子力を加え、水力・石油・LNG・原子力の4本立てが揃った。2003年10月には東北水力地熱と東北インテリジェント通信を子会社化し、電気の周辺にあった再生可能エネルギー電源と地域通信を連結の内側へ置き直している。一つの燃料の価格が動いても収益の振れが吸収される構成を、電源でも事業領域でも作った。

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