バンダイナムコHDの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

同じ知的財産を、玩具とゲームと映像の別々の売り場へ同時に流している。2005年9月、バンダイとナムコが株式移転で共同持株会社を設立し。統合前年度の売上高はバンダイ2,699億円、ナムコ1,785億円で、玩具の卸とアーケード運営という重なりの少ない2社が並んだ。ただし効果はすぐには出ず、2010年3月期には初の当期純損失299億円を計上する。ここでIP軸戦略へ経営を組み替え、担当役員制と戦略会議で一つのIPを複数の事業へ同時に展開する運営へ改めた。2013年3月期にはコンテンツ事業のセグメント利益が364億円と統合後最高になり、玩具単独でもゲーム単独でもない収益構成が形になった。規模ではなく、赤字を経てIPの運び方を決めたことが、以後の増益を生んだ。

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