決断
同じ知的財産を、玩具とゲームと映像の別々の売り場へ同時に流している。2005年9月、バンダイとナムコが株式移転で共同持株会社を設立し。統合前年度の売上高はバンダイ2,699億円、ナムコ1,785億円で、玩具の卸とアーケード運営という重なりの少ない2社が並んだ。ただし効果はすぐには出ず、2010年3月期には初の当期純損失299億円を計上する。ここでIP軸戦略へ経営を組み替え、担当役員制と戦略会議で一つのIPを複数の事業へ同時に展開する運営へ改めた。2013年3月期にはコンテンツ事業のセグメント利益が364億円と統合後最高になり、玩具単独でもゲーム単独でもない収益構成が形になった。規模ではなく、赤字を経てIPの運び方を決めたことが、以後の増益を生んだ。
2018年4月 BANDAI SPIRITS集約
業績の推移2017 2018 2023 売上高(億円) 6,200 6,783 9,900 営業利益率(%) 10.2 11.1 11.8 2010年4月 IP軸戦略への転換
IP軸戦略への転換統合効果が不発に終わり赤字へ転落したバンダイナムコが、一つのIPを玩具・ゲーム・映像へ横断展開する「IP軸戦略」へ経営を組み替え、担当役員制と戦略会議で立て直しを図った戦略転換同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2009 2010 2015 売上高(億円) 4,263 3,785 5,654 営業利益率(%) 5.2 0.5 10.0