JVCケンウッドの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

対等統合で規模を作ったのではなく、統合後に事業を入れ替えた。2008年の日本ビクターとケンウッドの対等統合は、中国・韓国メーカーの低価格攻勢で家電が縮むなかの再編だったが、重複するテレビとメディアを並べても収益は戻らなかった。統合直後の2010年3月にはビクターの2005年3月期までさかのぼる決算訂正が表面化し、損失見込みは76億円から171億円へ膨らんでいる。そこから民生AVを縮小し、2014年に北米業務用無線のEF Johnson Technologies、2015年に欧州車載部品のASK Industries、2018年にTait InternationalとRein Medicalを取得した。統合で得た規模ではなく、統合後に買い足した海外のB2B事業が、現在の利益を生んでいる。

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