大王製紙の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

抄紙機を先に据え、あとから需要と資金を合わせてきた。一貫生産を整えた直後から増産へ資金を向けたが、1960年秋からの原木価格の高騰と過剰生産による製品価格の下落に借入金の金利が重なり、1962年5月に会社更生法の適用を申請した。上場から5年、市場第一部への昇格からは7か月であった。1965年4月に手続を終え、1970年4月には更生債務を最終弁済期日より3年7か月繰り上げて弁済し、1973年10月には抄紙機3台を同時に増設している。1979年4月にはティシューペーパー"エリエール"で家庭紙市場へ参入した。新聞用紙と段ボール原紙は総合商社と卸商を経て企業へ渡るが、家庭紙は消費者が小売店の棚で選ぶため、全国に営業所と営業出張所を開設して直接販売する体制を新たに作った。

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