ユニチカの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

赤字は、事業ではなく資産の売却で埋めてきた。1971年度には約100億円の資産売却益を計上したが本業の採算は戻らず、1975年3月期に経常赤字187億円を出すと、名古屋・犬山・桐生の3工場を閉鎖する減量経営へ転じた。以後も1977年にビニロンとレーヨンを分離し、2010年に保険、2011年に環境プラント、2015年にメディカルと金属繊維を譲渡して、縮小と売却を50年繰り返した。2026年3月期に182億円の当期純利益を計上できたのも、固定資産売却益237億円が押し上げた結果である。

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