ミスミグループ本社の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

自分で作った前提を、次の商売で自分から壊してきた。カタログの品番発注という発明だけで伸びた流通専業は、2002年6月に外部から迎えた三枝匡氏のもとで作り替えられた。2005年4月に駿河精機を買収して持株会社へ移行し、委託生産に依存していた品質・原価・納期を自社で制御できるようにする。2012年10月には米Dayton ProgressとAnchor Laminaを買収し、北米の製造機能と顧客をまとめて取り込んだ。2016年には規格に収まらない特注品を拾うため、3D設計データから見積もりと加工指示を自動で出すmeviyを立ち上げ、品番で選ぶという前提そのものを覆す。規格化で工程を省いた会社が、規格に収まらない領域まで自ら開拓した。

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