決断
自分で作った前提を、次の商売で自分から壊してきた。カタログの品番発注という発明だけで伸びた流通専業は、2002年6月に外部から迎えた三枝匡氏のもとで作り替えられた。2005年4月に駿河精機を買収して持株会社へ移行し、委託生産に依存していた品質・原価・納期を自社で制御できるようにする。2012年10月には米Dayton ProgressとAnchor Laminaを買収し、北米の製造機能と顧客をまとめて取り込んだ。2016年には規格に収まらない特注品を拾うため、3D設計データから見積もりと加工指示を自動で出すmeviyを立ち上げ、品番で選ぶという前提そのものを覆す。規格化で工程を省いた会社が、規格に収まらない領域まで自ら開拓した。
2026年9月 VCファンドとKIBANの設立
2025年4月 米Fictiv買収で加工事業獲得
2012年10月 デイトン買収で金型機能獲得
デイトン買収で金型機能獲得設備投資需要の振れに揺さぶられる金型部品事業を、北米最大手の製造機能と顧客基盤ごと取り込むことで、現地供給と規模の両面から立て直す判断同じ経営論点に直面した企業 | M&A・買収のれん残高2012 2013 2018 のれん(百万円) 245 6,653 0 2005年4月 駿河精機の取り込み
業績の推移2004 2005 2010 売上高(億円) 695 815 892 純利益率(%) 7.2 8.0 4.4