芙蓉総合リース芙蓉グループ6社による共同設立:丸紅飯田と富士銀行を軸とする共同出資による総合リース会社の設立
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筆者の見解
二つの資源を一つの会社に同居させたこと
丸紅飯田が共同出資の中心に立ち、富士銀行の持分は各8%の一角にすぎない——"銀行系リース会社"という後年の呼び名だけでは、この出発点は見えにくい。芙蓉総合リースが揃えたのは、物件を買い続けるための長期資金と、それを売り込むための営業網という、片方では足りない二つの資源であった。自己資本比率3.3%で回る業態で大手行を株主に持つことは資金繰りの前提であり、仕入の45.3%が株主商社経由という同業の数字は、商社が名前だけの出資者ではないことを示している。
ただ、二頭を並べたことがそのまま強さになったわけではない。設立から30年余りを経て芙蓉系リース3社を束ねる側に回り、今日も丸紅とみずほ銀行が株主名簿に残っているのは、その調整を畳まずに続けた結果だとみることができる。
Yutaka Sugiura, 2026年7月
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