- データで追える歴代社長は小倉利之氏(FY01〜FY06)、町田充氏(FY07〜FY08)、佐藤隆氏(FY09〜FY14)、辻田泰徳氏(FY15〜FY20)、織田寛明氏(FY21〜現任)の5名。直近3代はいずれも株式会社富士銀行入行で、社内昇進ではなく親銀行系からの送り込みが続く。社外供給型の承継が芙蓉総合リースの基本線である
- 富士銀行への入行年は佐藤氏が1977年、辻田氏が1981年、織田氏が1986年と、ほぼ5年刻みで並ぶ。直近の社長在任はおおむね6年(佐藤氏FY09〜FY14、辻田氏FY15〜FY20)の周期で交代しており、世代をずらしながら親銀行出身者がトップを継ぐ循環が読み取れる
- 昇進元の領域は3代とも金融、なかでもみずほ系の財務・営業畑に偏る。佐藤氏はみずほコーポレート銀行常務執行役員、辻田氏はみずほフィナンシャルグループ代表取締役副社長、織田氏はみずほ銀行執行役員を経て芙蓉総合リースへ転じた。リース事業内部からの叩き上げが社長に届いた記録は、追える範囲では見当たらない
- 創業は1969年で丸紅飯田と富士銀行を中心とする芙蓉グループの共同出資にさかのぼるが、社長の系譜そのものが富士銀行(現みずほ)に紐づき続けている点が特徴になる。系譜の断絶よりも、親銀行の人材プールに依存した連続的な承継が際立つ