- FY01からFY24までの社長は奥本洋三氏(FY01〜FY05)、阿部勗氏(FY06〜FY11)、大西節氏(FY12〜FY14)、本山博史氏(FY15〜FY18)、津原周作氏(FY19〜FY21)、中村昭氏(FY22〜現任)の6名。直近3代の本山氏・津原氏・中村氏はいずれもみずほの銀行・証券・持株会社で要職を経た外部招聘で、生え抜きが社長に座る形ではない。
- 本山博史氏はみずほ証券代表取締役社長を経て2016年6月にみずほリース社長兼CEOへ、津原氏はみずほ銀行取締役副頭取から、中村氏はみずほ銀行副頭取執行役員からそれぞれ転じている。社長就任前のキャリアの重心は法人金融と金融グループ経営に置かれ、リース事業そのものの現場を昇進元とする経歴ではない。
- 在任期間は阿部氏のFY06〜FY11が6年と長く、本山氏が4年、津原氏と中村氏が3年前後と、近年は短めの周期で交代している。トップ交代の間隔が縮む傾向は、みずほからの人材送り込みと連動した世代交代の刻みとも読める。
- 2019年にみずほ銀行が筆頭株主となり社名がみずほリースへ変わった前後で、社長供給の系譜は明確に転換した。それ以前の奥本氏・阿部氏・大西氏から、本山氏以降のみずほ出身トップへと連なる流れは、興銀リース時代の自前色からみずほの金融網へ重心を移す系譜断絶点を示している。