- 確認できるFY00以降の社長は小幡尚孝氏(FY00〜FY08)、村田隆一氏(FY09〜FY10)、白石正氏(FY11〜FY15)、柳井隆博氏(FY16〜FY21)、久井大樹氏(FY22〜FY24/現任)の5名。いずれも外部招聘ではなく社内からの昇格で、トップを系列内で供給し続ける承継が続いてきた。
- 在任期間は小幡氏の9年が最長で、村田氏2年、白石氏5年、柳井氏6年と幅がある。半世紀の社歴に対し社長交代の間隔は数年単位にとどまり、特定個人に長く依存せず順送りで世代を回す運営である。
- 現任の久井大樹氏は三菱銀行(現 三菱UFJ銀行)入行を振り出しとし、前任の柳井隆博氏も同じく三菱銀行の出身。トップの昇進元は親銀行系の出自に偏り、グループ銀行の人脈がそのまま経営中枢へつながる流れが読み取れる。
- FY20に肩書きが取締役社長から代表取締役社長執行役員へ変わり、2021年の日立キャピタル統合を経て三菱HCキャピタルへ移行した節目と重なる。創業以来のダイヤモンドリース時代から続いた指揮系統が、合併を機に執行役員制を伴う体制へ組み替わった転換点である。