セグメント別業績 — 事業構成の変遷 各事業の売上・営業利益・利益率の推移

セグメント売上高単位:億円
FY14-FY18アセットファイナンスカスタマーファイナンス
FY19-FY20インフラ・企業投資カスタマービジネスヘルスケアロジスティクス不動産環境・エネルギー航空
FY21-FY24カスタマーソリューションモビリティロジスティクス不動産海外地域環境エネルギー航空
セグメント利益単位:億円
FY14-FY18アセットファイナンスカスタマーファイナンス
FY19-FY20インフラ・企業投資カスタマービジネスヘルスケアロジスティクス不動産環境・エネルギー航空
FY21-FY24カスタマーソリューションモビリティロジスティクス不動産海外地域環境エネルギー航空
セグメント利益率単位:%
FY14-FY18アセットファイナンスカスタマーファイナンス
FY19-FY20インフラ・企業投資カスタマービジネスヘルスケアロジスティクス不動産環境・エネルギー航空
FY21-FY24カスタマーソリューションモビリティロジスティクス不動産海外地域環境エネルギー航空
セグメント投下資本利益率単位:%
FY14-FY18アセットファイナンスカスタマーファイナンス
FY19-FY20インフラ・企業投資カスタマービジネスヘルスケアロジスティクス不動産環境・エネルギー航空
FY21-FY24カスタマーソリューションモビリティロジスティクス不動産海外地域環境エネルギー航空

三菱HCキャピタルのセグメント変遷

FY14
FY15
FY16
FY17
FY18
FY19
FY20
FY21
FY22
FY23
FY24
アセットファイナンス
カスタマーファイナンス
ロジスティクス
セグメント売上高億円
402
414
509
1,167
1,247
1,362
セグメント利益億円
10
19
8
154
178
232
セグメント資産億円
5,223
5,455
10,268
10,929
10,991
12,893
不動産
セグメント売上高億円
1,366
1,555
490
936
906
1,167
セグメント利益億円
249
280
124
126
119
122
セグメント資産億円
9,801
9,557
7,127
4,473
5,254
5,706
航空
セグメント売上高億円
1,355
1,275
1,565
1,670
2,083
3,219
セグメント利益億円
249
28
57
62
273
472
セグメント資産億円
11,623
12,039
13,651
16,402
20,200
24,481
インフラ・企業投資
カスタマービジネス
ヘルスケア
環境・エネルギー
カスタマーソリューション
セグメント売上高億円
11,357
10,821
10,437
9,689
セグメント利益億円
327
382
382
369
セグメント資産億円
33,377
32,277
29,666
30,046
モビリティ
セグメント売上高億円
550
558
38
56
セグメント利益億円
31
38
28
31
セグメント資産億円
1,294
414
520
589
海外地域
セグメント売上高億円
2,683
3,318
4,282
4,941
セグメント利益億円
409
290
166
27
セグメント資産億円
23,164
26,443
30,708
30,750
環境エネルギー
セグメント売上高億円
505
481
498
460
セグメント利益億円
23
117
73
48
セグメント資産億円
4,194
4,333
4,166
4,864

三菱HCキャピタルのセグメント定義 セグメント区分の切り替わりごとに各事業の内容を記載

2015年3月期〜2019年3月期
単位:億円
アセットファイナンス
  • オペレーティングリース、不動産関連ファイナンス、営業有価証券運用業務など特定資産のキャッシュフローに依拠したファイナンス。
  • 契約実行高384,561百万円、営業資産残高1,918,991百万円(構成比42.3%)でグローバル展開を加速。
カスタマーファイナンス
  • 機械・器具備品等のファイナンスリース、割賦販売取引、金銭の貸付および付随する金融サービス事業。
  • 契約実行高1,077,757百万円、営業資産残高2,621,928百万円(構成比57.7%)でグループ最大事業。
2020年3月期〜2021年3月期
単位:億円
インフラ・企業投資
  • インフラストラクチャー事業(再生可能エネルギーを除く電力・水・通信等のインフラ案件)および企業投資(プライベートエクイティ、メザニン投融資)を扱う。FY19に売上19億円・営業資産955億円から立ち上がり、FY20に売上34億円・営業資産1,116億円まで拡大した育成である。
  • 三菱UFJリースが従前から運営した事業投資型ビジネスを連結傘下の海外運営子会社経由で集約し、社会インフラ案件の長期キャッシュフロー獲得を担う。日立キャピタル統合に伴うFY21の体制再編で他に再配分された。
カスタマービジネス
  • 法人・官公庁向けのファイナンスリース・割賦・貸付・ベンダー提携販売金融など、顧客との直接接点を主軸にした金融サービスを統合した最大。FY19に売上5,520億円・営業資産2.36兆円、FY20に売上5,591億円・営業資産2.13兆円で推移し、グループ売上の過半を担った。
  • 旧カスタマーファイナンス事業と国内ベンダーファイナンス機能を顧客起点で再編し、機械・産業設備向けの裾野の広い金融サービスを束ねる。FY21の体制再編で「カスタマーソリューション」に名称変更された。
ヘルスケア
  • 医療機関向けの医療機器ファイナンス、診療報酬債権ファクタリング、介護施設向けリース等を扱う。FY19に売上391億円・営業資産1,526億円、FY20に売上398億円・営業資産1,573億円を計上した。
  • 三菱UFJリース時代から育成した医療領域の専門で、医療機関との取引網を活かした業務継続が特徴。FY21の体制再編後はカスタマーソリューションに統合された。
ロジスティクス
  • 海上コンテナリース事業(米Beacon Intermodal Leasing)および鉄道貨車リース事業を中心とする物流インフラ向け資産運用。FY19に売上402億円・営業資産5,223億円、FY20に売上414億円・営業資産5,455億円を計上した。
  • 国際海運のコンテナ需要に連動するキャッシュフローを獲得する。コンテナ運賃の市況変動を捉えた利益貢献が特徴である。FY21以降も同名のセグメントとして継続している。
不動産
  • 不動産ファイナンス・不動産投資・不動産アセットマネジメント事業を扱う。FY19に売上1,365億円・営業資産9,801億円、FY20に売上1,555億円・営業資産9,556億円を計上し、国内不動産市況を取り込んだ。
  • 国内不動産案件への投融資と海外不動産投資を組み合わせ、フィービジネスとバランスシート投資の双方で収益を獲得する設計である。FY21以降も継続している。
環境・エネルギー
  • 再生可能エネルギー事業(太陽光・風力等への投融資)および環境関連ファイナンスソリューション事業を担う。FY19に売上157億円・営業資産1,850億円、FY20に売上179億円・営業資産1,985億円を計上した。
  • 脱炭素ポートフォリオの新規育成領域として、国内外の再エネ案件への投融資を実行した。FY21の体制再編で「環境エネルギー」に名称統一された。
航空
  • 航空機リース事業および航空機エンジンリース事業(JSA International、Engine Lease Finance等)を担う。FY19に売上1,354億円・営業資産1.16兆円、FY20に売上1,274億円・営業資産1.20兆円とコロナ禍の航空需要急減を反映した。
  • 旧三菱UFJリースの航空機リース部門を中核に据え、世界各国の航空会社向け長期リース契約とエンジン部品流通を組み合わせる。FY21以降も継続して最大の利益柱の一角を担う。
2022年3月期〜2025年3月期
単位:億円
カスタマーソリューション
  • 法人・官公庁向けファイナンスソリューション、省エネソリューション、ベンダー提携販売金融、不動産リース、金融サービス事業を統合した国内中核。FY21に売上1.13兆円・営業資産3.34兆円から始まり、FY24に売上9,688億円・利益368億円を計上した。
  • FY21の日立キャピタル統合に伴いカスタマービジネス・ヘルスケア・インフラ等を顧客起点で再編し、グループ営業収益の過半を担う。
モビリティ
  • オートリース事業および車両管理・点検等の付帯サービスを担う。FY21に売上550億円・営業資産1,294億円から始まり、FY23に売上38億円まで縮小したのちFY24に営業資産589億円・セグメント利益31億円で推移している。
  • 個人・法人向け車両リースの育成事業として独立再編され、グループ全体のリース取引網と組み合わせた展開を進めている。
ロジスティクス
  • 海上コンテナリース事業(Beacon Intermodal Leasing)および鉄道貨車リース事業を扱う。FY21に売上509億円・営業資産1.03兆円、FY24に売上1,361億円・営業資産1.29兆円・セグメント利益232億円まで拡大した。
  • 物流インフラ向け資産運用として継続的に営業資産を積み増しており、コンテナ運賃市況を反映したキャッシュフローを獲得する。
不動産
  • 不動産ファイナンス、不動産投資、不動産アセットマネジメント事業を扱う。FY21に売上489億円・営業資産7,127億円、FY24に売上1,167億円・営業資産5,705億円・セグメント利益122億円を計上した。
  • 日立キャピタル統合により国内不動産関連機能が一体化され、フィービジネスとバランスシート投資を組み合わせた事業設計を採る。
海外地域
  • 欧州・米州・中国・ASEAN地域におけるファイナンスソリューションおよびベンダー提携販売金融を扱う。FY21に売上2,682億円・営業資産2.31兆円から始まり、FY24に売上4,940億円・営業資産3.07兆円まで拡大した。
  • 連結最大の売上総利益を稼ぐであるが、FY24はセグメント利益27億円と海外金利上昇による調達コスト増で低採算化した。
環境エネルギー
  • 再生可能エネルギー事業および環境関連ファイナンスソリューション事業を担う。FY21に売上505億円・営業資産4,193億円、FY24に売上459億円・営業資産4,863億円・セグメント利益47億円で推移している。
  • 脱炭素ポートフォリオの新規育成領域として、国内外の太陽光・風力等の発電プロジェクトへの投融資を展開しているである。
航空
  • 航空機リース事業および航空機エンジンリース事業(JSA International、Engine Lease Finance等)を担う。FY21に売上1,565億円・営業資産1.36兆円から始まり、FY24に売上3,218億円・営業資産2.44兆円・セグメント利益472億円まで拡大した。
  • 航空需要の回復を捉えた最大の利益柱として、世界各国の航空会社向け長期リース契約とエンジン部品流通を組み合わせるである。

参考文献・出所

有価証券報告書
決算説明会 FY25
プレジデントオンライン 2022/3/8
マンスリーみつびし 2023年12月号
日刊工業新聞 展望2025