FPG の歴史

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創業 2001年
創業者 谷村尚永
創業地 東京都世田谷区
創業
2001年11月、谷村尚永氏が東京都世田谷区で有限会社ファイナンシャル・プロダクト・グループを設立した。海上輸送用コンテナや航空機のオペレーティングリースを匿名組合で組成し、減価償却の前倒しで法人税を繰り延べる商品を中堅企業と富裕層へ売るアドバイザリー専業である。2002年10月にエフ・ピー・ジー、同年11月にFPGへ商号を変更し、2004年2月に株式会社へ改めた。同年8月に海上輸送用コンテナの匿名組合出資持分の販売を開始し、2005年1月に本社を東京都千代田区丸の内へ移した。2008年5月に第二種金融商品取引業の登録を終えるまで、扱う商品は節税の一品だけだった。
決断
商品を増やすためではなく、商品を自前で作るために免許を積み増してきた。2009年7月に船舶、2011年4月に航空機とリース対象を広げたうえで、2013年3月にFPG証券を子会社化して第一種金融商品取引業へ、同年4月に宅地建物取引業、6月に不動産特定共同事業へと免許を重ねた。2014年10月にはベルニナ信託を子会社化して信託業へ入り、2016年4月に信託機能を用いた不動産小口化商品の提供を始めた。2019年10月にプライベートエクイティ事業を開始し、同年11月には北日本航空を子会社化して、リース対象だった航空機の運航そのものへ参入している。2021年1月の貸金業登録までに、商品の設計から販売・運用・仲介までを自社で完結させた。
現況
祖業のリースは、現在の売上の2割強にすぎない。2025年9月期の売上高1,298億円のうち国内不動産ファンド事業が960億円で74%を占め、リースファンド事業は298億円、海外不動産ファンド事業は35億円である。営業利益254億円・親会社株主に帰属する当期純利益182億円は、コロナ禍で航空機リース市場が止まった2020年9月期の営業利益19億円から5年で13倍にあたる。従業員383人で売上1,298億円を計上する構成は、案件の組成に人を集中させた結果である。ただし主力となった不動産小口化商品は相続税の評価方法に収益を握られており、2025年12月、FPGは令和8年度税制改正大綱を受けて新規販売を止めた
競合
機体を保有する側ではなく、保有させる側で稼ぐ。大手リース会社が自己勘定で航空機を持ち、残価と再販で利益を取るのに対し、FPGは機体を自社の資産として持ち続けず、投資家の匿名組合出資で保有させて組成と管理の手数料を受け取る。三菱UFJリースが2012年10月に航空機リース会社を買収して自ら機体を保有したのと同じ時期、FPGは2013年11月にアイルランドのAMENTUM CAPITALを関連会社化し、2015年5月に25%出資から追加取得して子会社化した。組成できる案件の量がそのまま売上の上限になるため、機材を仕入れて貸し先を見つける能力が差別化要因となった。資産価格の下落は投資家が負い、FPGの業績は機体の価格ではなく組成できた案件の数で決まる。
FPG:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円純利益率(%)
2007年9月期2025年9月期

創業ストーリー オペレーティングリース匿名組合のアドバイザリーから上場金融ベンチャーへ (2001年〜)

谷村尚永による創業とリース匿名組合事業の確立

2001年11月、谷村尚永は東京都世田谷区で有限会社ファイナンシャル・プロダクト・グループを設立した[1]。リース匿名組合契約のアドバイザリーサービスを主たる業務[2]とする、節税スキーム設計の専業ベンチャーである。当時の日本では、海上輸送用コンテナや航空機・船舶を対象とするオペレーティングリースを匿名組合形式で組成し、減価償却の前倒し計上による法人税の繰延べを提供する商品が一部の専門業者で扱われていた。ITバブル崩壊後の日本経済の停滞期に、中堅・大企業の節税ニーズと、海外リース市場の供給力(船舶・航空機・コンテナの実物資産)を組み合わせる金融商品ビジネスを、設立来単独の代表取締役を務める谷村のもとで立ち上げた[3]。2002年10月にエフ・ピー・ジー、同年11月にFPG[4]へ商号変更、2004年2月に株式会社化して株式会社FPG[5]として法人形態を整えた。

  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [1]2001年11月 東京都世田谷区で有限会社ファイナンシャル・プロダクト・グループを設立
    • [2]リース匿名組合契約のアドバイザリーサービスを主たる業務とする
    • [4]2002年10月 有限会社エフ・ピー・ジーに、2002年11月 有限会社FPGに商号変更
    • [5]2004年2月 株式会社FPGに組織変更及び商号変更(株式会社化)
  • FPG 有価証券報告書【役員の状況】
    • [3]創業者・設立来単独の代表取締役は谷村尚永(FY10〜FY25 一貫して代表取締役社長)

2004年8月、海上輸送用コンテナの[6]オペレーティングリースを対象とする匿名組合出資持分の販売を開始した。これがFPGの主力事業の起点であり、以後20年以上にわたり同社の連結売上の中核を担う商品ラインの始まりとなった。2005年1月には本社を東京都千代田区丸の内に移転し[7]、2008年5月に第二種金融商品取引業者の登録を完了(登録番号関東財務局長(金商)第1832号)して[8]、金融商品取引業として正式に営業基盤を整えた。2008年7月の大阪営業部、2009年6月の福岡営業所[9]、2009年10月の名古屋支店と、富裕層・中堅企業の節税ニーズに対応する地方拠点の展開を開始した。

  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [6]2004年8月 海上輸送用コンテナのオペリース匿名組合出資持分の販売開始(主力事業の起点)
    • [7]2005年1月 本社を東京都千代田区丸の内に移転
    • [8]2008年5月 第二種金融商品取引業者の登録完了(登録番号関東財務局長(金商)第1832号)
    • [9]2008年7月 大阪営業部、2009年6月 福岡営業所、2009年10月 名古屋支店を開設
  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [1]2001年11月 東京都世田谷区で有限会社ファイナンシャル・プロダクト・グループを設立
    • [2]リース匿名組合契約のアドバイザリーサービスを主たる業務とする
    • [4]2002年10月 有限会社エフ・ピー・ジーに、2002年11月 有限会社FPGに商号変更
    • [5]2004年2月 株式会社FPGに組織変更及び商号変更(株式会社化)
    • [6]2004年8月 海上輸送用コンテナのオペリース匿名組合出資持分の販売開始(主力事業の起点)
    • [7]2005年1月 本社を東京都千代田区丸の内に移転
    • [8]2008年5月 第二種金融商品取引業者の登録完了(登録番号関東財務局長(金商)第1832号)
    • [9]2008年7月 大阪営業部、2009年6月 福岡営業所、2009年10月 名古屋支店を開設
  • FPG 有価証券報告書【役員の状況】
    • [3]創業者・設立来単独の代表取締役は谷村尚永(FY10〜FY25 一貫して代表取締役社長)

JASDAQ上場・東証一部昇格と事業領域の段階的拡張

2009年7月、船舶を対象とするオペレーティングリース事業[10]の取扱いを開始し、リース対象を海上コンテナから船舶へ拡張した。2010年9月には大阪証券取引所JASDAQ市場に株式[11]を上場(2012年1月に上場廃止)、創業から9年で初の株式公開を果たした。2010年10月にM&Aアドバイザリー[12]業を開始(現M&A事業)、2011年4月には航空機を対象[13]とするオペレーティングリース事業の取扱いを開始し、コンテナ・船舶・航空機の三領域でのリース匿名組合商品を揃えた。2011年10月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場[14]、2012年10月には東京証券取引所市場第一部[15]への昇格を完了した。創業から11年で、東証一部上場の中堅金融ベンチャーへ駆け上がった。

  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [10]2009年7月 船舶を対象とするオペレーティングリース事業の取扱開始(リース対象の拡張)
    • [11]2010年9月 大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場(2012年1月上場廃止)
    • [12]2010年10月 M&Aアドバイザリー業の業務開始(現M&A事業)
    • [13]2011年4月 航空機を対象とするオペレーティングリース事業の取扱開始
    • [14]2011年10月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場
    • [15]2012年10月 東京証券取引所市場第一部に株式を上場(東証一部昇格)

事業拡張は2012年以降も継続した。オランダにFPG Asset & Investment[16] Management B.V.を設けて欧州拠点を確保し、2012年11月にはシンガポールにFPG Asset & Investment Management Asia Pte.Ltd.を設立してアジア拠点を整備した[17]。2013年3月にFPG証券を子会社化して第一種金融商品取引業に参入[18]、2013年4月に宅地建物取引業者免許を取得[19]、同年6月にFPGリアルエステートを設立[20]して不動産特定共同事業法に基づく許可を取得し、不動産関連事業へ参入する基盤を整えた。2013年11月にはアイルランドのAMENTUM CAPITAL LIMITEDを関連会社化し、航空機リース管理基盤[21]を整えた。2014年10月にはベルニナ信託(現FPG信託)を子会社化して信託事業を開始[22]し、信託機能を活用した不動産小口化商品の提供(2016年4月)への布石を打った。

  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [16]2012年 オランダにFPG Asset & Investment Management B.V.を設立(欧州拠点)
    • [17]2012年11月 シンガポールにFPG Asset & Investment Management Asia Pte.Ltd.を設立(アジア拠点)
    • [18]2013年3月 FPG証券を子会社化し第一種金融商品取引業に参入
    • [19]2013年4月 宅地建物取引業者免許取得
    • [20]2013年6月 FPGリアルエステート設立・不動産特定共同事業法に基づく許可取得
    • [21]2013年11月 アイルランドのAMENTUM CAPITAL LIMITEDを関連会社化(航空機リース管理基盤)
    • [22]2014年10月 ベルニナ信託(現FPG信託)を子会社化し信託事業を開始
  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [10]2009年7月 船舶を対象とするオペレーティングリース事業の取扱開始(リース対象の拡張)
    • [11]2010年9月 大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場(2012年1月上場廃止)
    • [12]2010年10月 M&Aアドバイザリー業の業務開始(現M&A事業)
    • [13]2011年4月 航空機を対象とするオペレーティングリース事業の取扱開始
    • [14]2011年10月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場
    • [15]2012年10月 東京証券取引所市場第一部に株式を上場(東証一部昇格)
    • [16]2012年 オランダにFPG Asset & Investment Management B.V.を設立(欧州拠点)
    • [17]2012年11月 シンガポールにFPG Asset & Investment Management Asia Pte.Ltd.を設立(アジア拠点)
    • [18]2013年3月 FPG証券を子会社化し第一種金融商品取引業に参入
    • [19]2013年4月 宅地建物取引業者免許取得
    • [20]2013年6月 FPGリアルエステート設立・不動産特定共同事業法に基づく許可取得
    • [21]2013年11月 アイルランドのAMENTUM CAPITAL LIMITEDを関連会社化(航空機リース管理基盤)
    • [22]2014年10月 ベルニナ信託(現FPG信託)を子会社化し信託事業を開始

信託機能を核とする金融商品の多角化

2015年4月、仙台支店・広島支店・高松支店を開設[23]して国内営業網をさらに拡張した。同年5月にはAMENTUM CAPITAL(アイルランド)を子会社化(FPG Amentum Limitedに改称)し、航空機投資管理サービス事業(リースファンド[24]事業)を開始した。2015年6月に信託契約代理店登録を完了、同年12[25]月に信託契約代理業の業務を開始(2025年9月廃業)した。2016年4月、FPG信託の信託機能を活用[26]した不動産小口化商品の提供を開始、同年6月に札幌支店・金沢支店、同年8月に岡山支店を開設[27]して全国主要都市への展開を概ね完了させた。2016年12月にはFPG信託で航空機リース事業案件[28]の提供を開始し、信託機能を航空機リース領域でも活用する商品設計を行った。

  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [23]2015年4月 仙台支店・広島支店・高松支店を開設
    • [24]2015年5月 AMENTUM CAPITAL(アイルランド)を子会社化(FPG Amentum Limitedに改称)し航空機投資管理サービス事業(リースファンド事業)開始
    • [25]2015年6月 信託契約代理店の登録完了、2015年12月 信託契約代理業の業務開始(2025年9月廃業)
    • [26]2016年4月 FPG信託の信託機能を活用した不動産小口化商品の提供開始
    • [27]2016年6月 札幌支店・金沢支店、2016年8月 岡山支店を開設
    • [28]2016年12月 FPG信託で航空機リース事業案件の提供開始

2019年6月、FPG証券で投資運用業の登録を完了[29]、同年10月にプライベートエクイティ事業を開始し、PE[30]事業に参入した。2019年11月には北日本航空(現オンリーユーエア)を子会社化して航空事業を開始[31]、リース対象だった航空機の運航事業そのものへ事業領域を広げた。2020年4月にFPG AIM Americas Inc.を設立[32]して米州拠点を整備、2021年1月に貸金業の登録を完了し[33]、リース・信託・証券・PE・航空・不動産・貸金の7領域を抱える総合金融グループの形態へ移行した。連結売上はFY15(2015年9月期)153億円からFY19(2019年9月期)266億円へ5年で1.7倍に拡大、連結営業利益はFY15 101億円・2017年9月期134億円・2019年9月期144億円と高水準を維持した。

  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [29]2019年6月 FPG証券で投資運用業の登録完了
    • [30]2019年10月 プライベートエクイティ事業を開始(PE事業参入)
    • [31]2019年11月 北日本航空(現オンリーユーエア)を子会社化し航空事業を開始
    • [32]2020年4月 FPG AIM Americas Inc.を設立(米州拠点)
    • [33]2021年1月 貸金業の登録完了(登録番号東京都知事(1)第31841号)
  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [23]2015年4月 仙台支店・広島支店・高松支店を開設
    • [24]2015年5月 AMENTUM CAPITAL(アイルランド)を子会社化(FPG Amentum Limitedに改称)し航空機投資管理サービス事業(リースファンド事業)開始
    • [25]2015年6月 信託契約代理店の登録完了、2015年12月 信託契約代理業の業務開始(2025年9月廃業)
    • [26]2016年4月 FPG信託の信託機能を活用した不動産小口化商品の提供開始
    • [27]2016年6月 札幌支店・金沢支店、2016年8月 岡山支店を開設
    • [28]2016年12月 FPG信託で航空機リース事業案件の提供開始
    • [29]2019年6月 FPG証券で投資運用業の登録完了
    • [30]2019年10月 プライベートエクイティ事業を開始(PE事業参入)
    • [31]2019年11月 北日本航空(現オンリーユーエア)を子会社化し航空事業を開始
    • [32]2020年4月 FPG AIM Americas Inc.を設立(米州拠点)
    • [33]2021年1月 貸金業の登録完了(登録番号東京都知事(1)第31841号)

コロナ禍による航空機リース市場の混乱と業績の急落

2020年(FY20)、新型コロナウイルス感染症拡大による世界航空需要の急減で、航空機リース市場が停止した。航空機の貸付先である航空会社(JAL・ANA系列・東南アジア・欧州キャリア)の運航停止に伴い、リース料の延滞・再交渉・契約見直しが世界規模で発生した。FPGの連結売上はFY19の266億円からFY20(2020年9月期)127億円へ52%減少、連結営業利益は144億円から19億円へ87%減少、親会社株主帰属純利益は100億円から11億円へ89%減少した。創業以来最大の業績悪化で、信託・不動産・コンテナ・船舶領域の収益が航空機リース事業の収益急減を一部補ったものの、本体の連結利益は創業以来最低水準まで落ちた。

FY21(2021年9月期)は連結売上149億円・営業利益52億円・純利益29億円と部分的に回復したものの、航空機リース市場の正常化には時間を要し、コロナ禍以前のFY19水準には届かなかった。一方、コロナ禍を経て富裕層・中堅企業の節税ニーズは継続的に存在し、コンテナ・船舶領域の匿名組合商品は安定的に組成・販売された。2022年4月の東京証券取引所プライム市場への移行[34]、同年6月の海外不動産投資商品の提供開始[35]、同年12月の英文社名変更(Financial Products Group → Financial Partners Group)と[36]、リース商品の節税専業から事業領域を広げる動きが、FY22に向けて続いた。

  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [34]2022年4月 東京証券取引所プライム市場への移行
    • [35]2022年6月 海外不動産投資商品の提供開始
    • [36]2022年12月 英文社名変更(Financial Products Group → Financial Partners Group)
  • FPG 有価証券報告書【沿革】
    • [34]2022年4月 東京証券取引所プライム市場への移行
    • [35]2022年6月 海外不動産投資商品の提供開始
    • [36]2022年12月 英文社名変更(Financial Products Group → Financial Partners Group)

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FPGの沿革2001〜2025年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
2001〜2014年オペレーティングリース匿名組合のアドバイザリーから上場金融ベンチャーへ谷村尚永ファイナンシャル・プロダクト・グループとして設立
谷村尚永エフ・ピー・ジーに商号変更し千代田区平河町に本社移転
谷村尚永FPGに商号変更
谷村尚永FPGに組織変更・商号変更
谷村尚永リース事業の匿名組合出資持分の販売を開始★★
谷村尚永第二種金融商品取引業者の登録完了
谷村尚永福岡営業所を開設
谷村尚永船舶を対象としたオペレーティング・リース事業の取扱開始★★
谷村尚永名古屋支店を開設
谷村尚永大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場
谷村尚永M&Aアドバイザリー業の業務開始
谷村尚永航空機を対象としたオペレーティング・リース事業の取扱開始★★
谷村尚永FPG証券を子会社化し第一種金融商品取引業に参入★★
谷村尚永不動産関連事業に参入
谷村尚永ベルニナ信託を子会社化し信託事業に参入★★
2015〜2021年信託・PE・不動産・航空への事業領域拡張と業績変動谷村尚永アイルランドAMENTUM CAPITALへの25%出資と子会社化、航空機投資管理サービス事業への進出

2013年11月29日、FPGはアイルランドの独立系リースマネジメント会社AMENTUM CAPITAL LIMITEDの株式25%を数億円で取得して関連会社とし、2015年5月には株式を追加取得して議決権75%の連結子会社とした。同時に航空機投資管理サービス事業へ進出し、社名をFPG Amentum Limitedへ改めた。2015年9月期の連結売上高は前期の2.4倍にあたる153億円へ跳ねた。

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★★★
谷村尚永信託機能を用いた不動産小口化商品の提供開始と、国内不動産ファンド事業の主力化

2016年4月、FPGは子会社FPG信託の信託機能を活用した不動産小口化商品の提供を始めた。自ら取得した都心一等地の不動産を信託し、その受益権を1口1,000万円から投資家に売る仕組みで、初年度の不動産関連事業の売上高は2億7,400万円にすぎなかった。9年後の2025年9月期には959億8,800万円と連結売上の7割超を占め、創業以来の本業だったリースファンド事業を抜いた。

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★★★
谷村尚永プライベートエクイティ事業に参入
谷村尚永北日本航空を子会社化し航空事業に参入
2022〜2025年プライム市場移行後の業績急回復と事業領域拡張谷村尚永海外不動産投資商品の提供開始
谷村尚永英文社名をFinancial Partners Groupに変更
谷村尚永AND ARTを子会社化し共同保有プラットフォーム事業に参入
谷村尚永オンリーユーエアでプライベートジェット事業に参入
谷村尚永FPG証券で受益証券発行信託による小口化商品「F.bit」の取扱開始
谷村尚永令和8年度税制改正大綱を受けた不動産小口化商品の新規販売停止と特別解約措置

2025年12月19日に公表された令和8年度与党税制改正大綱は、不動産小口化商品の相続税・贈与税評価を実際の取引価格に基づく方式へ改める方針を示した。連結売上の7割超を国内不動産ファンド事業に依存していたFPGは、大綱公表を受けて主力商品の新規販売を一時停止し、購入申込済みの投資家には特別解約措置を適用した。2026年3月26日、通期の売上高予想を1,305億円から828億7,600万円へ引き下げた。

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★★★
谷村尚永申込済み投資家に特別解約措置を実施★★
出典・参考
  • FPG 有価証券報告書【沿革】
  • FPG 有価証券報告書【役員の状況】

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