阪和興業の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

在庫を持たないのが商社の作法だが、この会社は先に在庫を置いた。1950年に大阪本社梅田倉庫を新設し、メーカーからの大量仕入れと需要家への小口即納を組み合わせる流通機能を作る。この在庫負担が、系列を持たない商社が価格ではなく納期で選ばれる条件になった。運用資産が本業を上回る規模まで膨らんだのちは、1994年2月に創業家3代目の北修爾氏が運用資産の清算へ転じ、8期連続の無配を経て2002年に復配する。2011年からは古川弘成氏が"そ・こ・か"とM&A+Aを掲げ、即納・小口・加工を結ぶ営業で約10年に新規取引先6,000社超を開拓し、後継者不在の地場の販売・加工会社を買収と少数出資で取り込んで子会社を88社まで増やした。

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