ノーリツ鋼機の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

市場そのものが消えると見た時点で、製品ではなく事業を入れ替えた。デジタルカメラの普及で街の写真店が世界中で閉じ、一台数百万円のミニラボを買う相手はおよそ10年で消えた。2008年、創業家二代目の西本博嗣氏が株主提案の動議で経営陣を刷新し、事業投資会社型の経営へ転換した。2013年5月には日本医療データセンターやフィード、秋田ケーブルテレビなどを短期間で買い集め、医療・シニア・農業へ収益源を差し替えた。2016年2月には写真処理機を担ったNKワークスを譲渡し、創業事業から完全に撤退した。機械を改良して市場に留まるのではなく、機械ごと手放して需要の残る側へ移った。

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