決断
市場そのものが消えると見た時点で、製品ではなく事業を入れ替えた。デジタルカメラの普及で街の写真店が世界中で閉じ、一台数百万円のミニラボを買う相手はおよそ10年で消えた。2008年、創業家二代目の西本博嗣氏が株主提案の動議で経営陣を刷新し、事業投資会社型の経営へ転換した。2013年5月には日本医療データセンターやフィード、秋田ケーブルテレビなどを短期間で買い集め、医療・シニア・農業へ収益源を差し替えた。2016年2月には写真処理機を担ったNKワークスを譲渡し、創業事業から完全に撤退した。機械を改良して市場に留まるのではなく、機械ごと手放して需要の残る側へ移った。
2020年8月 ハルメクHDを譲渡
業績の推移2019 2020 2025 売上高(億円) 635 261 1,192 営業利益率(%) 9.6 15.7 17.4 2013年3月 日本医療データセンター等買収
のれんの残高と総資産2013 2014 2019 のれん(百万円) 12,433 13,612 38,928 総資産(億円) 808 923 1,497 2008年 株主提案による投資会社化
業績の推移2007 2008 2013 売上高(億円) 589 626 274 経常利益率(%) 7.5 7.8 −