決断
需要を待たずに工場を建設し、量産で原価を下げ、需要のほうを作ってきた。1938年11月、国産乗用車が売れる保証のない時期に、刈谷の約50倍にあたる敷地約200万平方メートルの挙母工場を、大衆車専門の量産一貫工場として先に建てた。1959年8月には日本初の乗用車専門工場となる元町工場を建設する。月産5,000台で着工しながら建屋だけは1万台対応で設計させ、同年12月に月産1万453台へ到達している。日産の追浜工場、いすゞの藤沢工場が完成したのはその3年後である。1966年9月にはカローラ専用の高岡工場へ集中投資し、1工場1車種の集中で原価を切り下げた。カローラが日本のモータリゼーションを本格化させ、乗用車の競争は販売網の広さから設備投資の規模と速度へ移る。1984年にはGMと折半出資でNUMMIを設立し、この量産方式ごと北米へ移した。
2026年2月 近健太氏が社長就任
営業収益と営業利益率2025 2026 営業収益(億円) 480,367 506,850 営業利益率(%) 10.0 7.4 2024年6月 ダイハツ・日野の認証不正対応
販売費及び一般管理費2024 2025 2026 販売費及び一般管理費(億円) 40,154 47,825 46,975 2023年1月 佐藤恒治氏が社長就任
佐藤恒治氏が社長就任14年続いた豊田章男氏体制から技術者出身の佐藤恒治氏へトップを交代し、ハイブリッドで築いた優位を保ちつつBEVの本格投入とモビリティカンパニーへの転換を担わせる経営承継同じ経営論点に直面した企業 | 経営体制・承継取締役会の構成2022 2023 2025 社内取締役(人) 6 6 5 社外取締役(人) 3 4 5 2011年7月 トヨタ自動車東日本の新設
主要な設備の帳簿価額と従業員数2011 2012 2017 主要な設備の帳簿価額(百万円・人) 96,365 90,081 109,104 従業員数(人) 5,901 5,797 7,234 2010年2月 米国リコール危機対応
北米の売上高と営業利益率2009 2010 2015 売上高(兆円) 6.2 5.7 9.7 営業利益率(%) -6.3 1.5 6.0 2002年4月 2010年グローバルビジョンの策定
2010年グローバルビジョンの策定市場予測から積み上げない世界シェア15%をグループ共通の目標に掲げ、中国・欧州・北米と新興国向けIMVの生産拠点へ投資を先行させて、5年で海外生産を倍にした長期ビジョン同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略地域別の車両生産台数と車両販売台数2002 2003 2008 国内生産(千台) 4,029 4,162 5,160 海外生産(千台) 1,277 1,688 3,387 車両販売台数(千台) 5,543 6,113 8,914 1995年8月 国内シェア40%の死守
国内シェア40%の死守28年ぶりの非創業家社長が、販売網の刷新を後任に委ねて販促費と海外生産へ資金を配り、豊田家に依存しない経営へ踏み出した4年同じ経営論点に直面した企業 | 構造改革・リストラ連結売上高と営業利益率1995 1996 2001 売上高(億円) 81,210 107,187 134,244 営業利益率(%) 3.1 3.2 6.5 1986年 ケンタッキー工場の建設
連結売上高と当期純利益率1985 1986 1991 売上高(兆円) 6.8 6.6 9.9 当期純利益率(%) 6.0 5.2 4.2 1984年2月 GMとの提携でNUMMI設立
合弁の条件契約の相手方 GM社 設立した合弁会社 ニュー ユナイテッド モーター マニュファクチャリング㈱ 設立 1984年2月 提携の対象範囲 米国における乗用車の共同生産 1982年1月 製造・販売部門の合併
売上高1981 1982 1987 売上高(単体)(兆円) 3.5 3.8 − 売上高(連結)(兆円) − − 6.7 1966年9月 カローラの本格投入
カローラの本格投入大衆車市場の到来と資本自由化を見越し、専用工場への集中投資でカローラを量産化し、競争の軸を設備投資へ転換した戦略同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略売上高(単体)1965 1966 1971 売上高(兆円) 0.2 0.3 1.0 1959年8月 元町工場の建設
売上高と税込利益率1958 1959 1964 売上高(億円) 512 712 2,200 税込利益率(%) 9.0 10.1 5.2 1937年8月 豊田自動織機からの独立
豊田自動織機からの独立織機の特許譲渡金と量産技術を元手に、豊田自動織機の自動車部を分離独立させ、国産大衆車の量産に挑んだ創業同じ経営論点に直面した企業 | 創業・会社設立設立の条件設立年月日 1937年8月27日 設立時の商号 トヨタ自動車工業株式会社 設立の形 株式会社豊田自動織機製作所からの分離独立 設立時の資本金 12,000千円