決断
作品を納めて対価を得る側から、権利を持って貸す側へ移ってきた。1973年6月にフィリピンや韓国へ作画の外注を始め、1975年2月にはテレビシリーズの海外販売に着手する。1979年8月、初の自主製作となる劇場長編"銀河鉄道999"を公開し、同作は1979年度の邦画配給収入で1位となった。親会社の配給に載せなくても長編が成立すると、興行の数字で確かめた一手である。2000年12月には店頭市場へ株式を公開し、東映の子会社のまま自前の資金調達の道を持った。2018年1月に新大泉スタジオへ移して全工程をデジタルへ替え、2023年4月には作画アカデミーを開講して、いったん外へ出した作画を社内へ戻し始めている。
2025年10月 「VISION2030」策定
「VISION2030」策定配信市場の拡大で2025年3月期に過去最高益へ届いたのち、5年間に累計2,000億円の戦略投資を投じ、製作能力と海外体制を拡張して2031年3月期に売上高2,000億円・営業利益500億円を目指す中期経営計画の策定(本稿の時点で計画初年度)同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2024 2025 2026 売上高(億円) 887 1,008 937 営業利益率(%) 26.4 32.1 33.1 2000年12月 東映子会社のまま上場