- FY97(1998年3月期)以降の歴代代表取締役社長は高橋浩・高木勝裕の2名のみ。高橋浩がFY97〜FY10の約14年、高木勝裕がFY11〜現任と、長期政権型のCEO体制を維持してきた。日本のアニメ業界における大手企業の中でも、CEO交代頻度の低い特徴的な経営体制である。
- 高木勝裕社長(1957年生まれ、東映シーエム株式会社入社)は東映本体ではなくテレビCM制作子会社(東映シーエム)出身という変則的な経歴で、東映グループ内のメディア・コンテンツ系統からの登用となった。長期政権下でグループ内営業・版権ビジネスの拡大、東証スタンダード市場移行、新大泉スタジオ稼働、コロナ特需による業績急拡大期の経営を担っている。
- 親会社・東映およびテレビ朝日の二大株主からの取締役派遣が継続しており、社長交代も両株主の意向を反映する人事設計が定着している。社長候補人材は東映アニメーション社内(製作本部長・営業企画本部長等)からの内部昇格を基本としつつ、東映・テレビ朝日本体からの転籍人事も並走する構造である。