1953年〜 印刷インキから始まった電子材料への業態転換
- 1953年 印刷用インキの製造販売を事業目的に太陽インキ製造を設立
- 1970年 プリント基板用部材の販売を開始
- 1973年 エポキシ樹脂系熱硬化型一液性ソルダーレジストインキの開発に成功、販売を開始
- 1982年 嵐山工場を新設
- 1984年 現像型ソルダーレジストインキの開発に成功、販売を開始
- 1988年 大韓民国にプリント基板用部材等の製造販売会社「韓国太陽インキ製造」を設立
- 1990年 店頭登録銘柄として株式を公開
印刷インキ製造業としての出発
1953年9月、東京都港区芝浜松町において、「太陽インキ製造株式会社」が印刷用インキの製造販売を事業目的に設立された。創業期は、シルクスクリーン用インキ・印刷用油性インキを中心とした事業構成で、戦後の印刷市場拡大に乗って成長した中堅インキメーカーとしての出発だった。 [1]
- 太陽ホールディングス 有価証券報告書 第79期(2025年3月期)【沿革】
- [1]1953年9月 東京都港区に印刷用インキの製造販売を事業目的として太陽インキ製造株式会社を設立
1970年8月、プリント基板用部材の販売を開始。当時のエレクトロニクス産業の急成長に呼応した動きで、印刷用インキで培った樹脂・顔料・分散の技術を、エレクトロニクス用機能性材料に転用していくきっかけとなった。1973年5月、エポキシ樹脂系熱硬化型一液性ソルダーレジストインキの開発に成功し販売を開始。ソルダーレジストインキは、プリント配線板(PWB)に半田が必要のない部分を覆うための保護膜材料で、これが太陽インキ製造の業態転換における第一の核となった。 [2][3]
- 太陽ホールディングス 有価証券報告書 第79期(2025年3月期)【沿革】
- [2]1970年8月 プリント基板用部材の販売を開始
- [3]1973年5月 エポキシ樹脂系熱硬化型一液性ソルダーレジストインキの開発に成功し販売を開始
1984年6月、現像型ソルダーレジストインキの開発に成功し販売を開始。これは紫外線露光・現像によって微細パターンを形成できる感光性タイプで、1990年代以降の半導体実装の高密度化を支える基幹材料となった。1993年11月、この現像型ソルダーレジストインキの基本特許が日本において成立。世界のプリント配線板用ソルダーレジスト市場で同社が高シェアを獲得する技術的な根拠が、1990年代前半に固まった。 [4][5]
- 太陽ホールディングス 有価証券報告書 第79期(2025年3月期)【沿革】
- [4]1984年6月 現像型ソルダーレジストインキの開発に成功し販売を開始
- [5]1993年11月 現像型ソルダーレジストインキの基本特許が日本において成立
- 太陽ホールディングス 有価証券報告書 第79期(2025年3月期)【沿革】
- [1]1953年9月 東京都港区に印刷用インキの製造販売を事業目的として太陽インキ製造株式会社を設立
- [2]1970年8月 プリント基板用部材の販売を開始
- [3]1973年5月 エポキシ樹脂系熱硬化型一液性ソルダーレジストインキの開発に成功し販売を開始
- [4]1984年6月 現像型ソルダーレジストインキの開発に成功し販売を開始
- [5]1993年11月 現像型ソルダーレジストインキの基本特許が日本において成立
海外展開の本格化と店頭登録
1982年3月に埼玉県比企郡嵐山町に嵐山工場(現・嵐山事業所)を開設し、生産拠点を首都圏外に整えた。1988年9月、大韓民国に「韓国太陽インキ製造株式会社」(現・韓国タイヨウインキ)を設立し、海外生産拠点の第一号とした。1990年9月、店頭登録銘柄として株式を公開した。同年12月にはアメリカ合衆国にプリント配線板用部材販売会社「TAIYO AMERICA, INC.」を設立した(1995年2月に製造販売会社へ転換)。 [6][7][8][9]
- 太陽ホールディングス 有価証券報告書 第79期(2025年3月期)【沿革】
- [6]1982年3月 埼玉県比企郡嵐山町に嵐山工場(現・嵐山事業所)を開設
- [7]1988年9月 大韓民国に韓国太陽インキ製造株式会社(現・韓国タイヨウインキ)を設立
- [8]1990年9月 店頭登録銘柄として株式を公開
- [9]1990年12月 米国にTAIYO AMERICA, INC.を設立(1995年2月に製造販売会社へ転換)
1996年9月の台湾「台湾太陽油墨股份有限公司」、1999年1月のシンガポール「TAIYO INK INTERNATIONAL(SINGAPORE)」、同月の香港「TAIYO INK INTERNATIONAL(HK)」と、アジアを中心に販売・製造拠点を順次拡大した。日系・台湾系電子機器メーカーのアジア生産シフトに同期した拠点配置で、ソルダーレジストインキの世界供給網がアジアを軸に整っていく時期にあたる。 [10]
- 太陽ホールディングス 有価証券報告書 第79期(2025年3月期)【沿革】
- [10]1996年9月 台湾に台湾太陽油墨股份有限公司を設立/1999年1月にシンガポール・香港の販売子会社を設立
- 太陽ホールディングス 有価証券報告書 第79期(2025年3月期)【沿革】
- [6]1982年3月 埼玉県比企郡嵐山町に嵐山工場(現・嵐山事業所)を開設
- [7]1988年9月 大韓民国に韓国太陽インキ製造株式会社(現・韓国タイヨウインキ)を設立
- [8]1990年9月 店頭登録銘柄として株式を公開
- [9]1990年12月 米国にTAIYO AMERICA, INC.を設立(1995年2月に製造販売会社へ転換)
- [10]1996年9月 台湾に台湾太陽油墨股份有限公司を設立/1999年1月にシンガポール・香港の販売子会社を設立