第1章 年〜年

ほくほくフィナンシャルグループ:ほくぎんフィナンシャルグループの設立と北海道銀行の経営統合

2003年〜北海道で重なる店舗と事務を集約する基本合意と、株式移転で先に立てたほくぎんFG

2003年5月23日、北陸銀行(頭取・髙木繁雄氏)と北海道銀行(頭取・藤田恒郎氏)は、持株会社方式による経営統合で基本合意した。両行は2002年5月に北海道を中心とする業務提携を結び、ATMの相互無料開放と振込手数料の優遇で協力関係を先に築いた。北陸銀行は2003年3月末に北海道で25店と道内預金6,299億円を持ち、統合の目的の筆頭には北海道地区で重なるインフラの統合・再編を置いた。2カ月後の第1回統合準備委員会では、重なる営業地域のバックヤード部門、メールカー、ATMを再編する方針を改めて確認。両行はともに経営健全化計画の途上にあり、その達成を前提に統合時期を2004年度中と定めた。道内で同じ取引先層を相手にしてきた2行にとって、重複の解消は統合の効果を最も早く数字に表せる手段だったとみられる。

  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「北陸銀行と北海道銀行の経営統合に係る基本合意について」2003年5月23日
    • [1]2003年5月23日、北陸銀行と北海道銀行が持株会社方式の経営統合で基本合意。2002年5月の業務提携(ATM相互無料開放等)を経た。目的は北海道地区で重複するインフラの統合・再編、営業力強化、経営基盤の安定化。経営健全化計画を推進し2004年度中の統合を目指す。2003年3月末の北陸銀行の北海道地区は25店・預金6,299億円
    • [2]2003年5月23日、北陸銀行と北海道銀行が持株会社方式の経営統合で基本合意。2002年5月の業務提携(ATM相互無料開放等)を経た。目的は北海道地区で重複するインフラの統合・再編、営業力強化、経営基盤の安定化。経営健全化計画を推進し2004年度中の統合を目指す。2003年3月末の北陸銀行の北海道地区は25店・預金6,299億円
    • [3]2003年5月23日、北陸銀行と北海道銀行が持株会社方式の経営統合で基本合意。2002年5月の業務提携(ATM相互無料開放等)を経た。目的は北海道地区で重複するインフラの統合・再編、営業力強化、経営基盤の安定化。経営健全化計画を推進し2004年度中の統合を目指す。2003年3月末の北陸銀行の北海道地区は25店・預金6,299億円
    • [5]2003年5月23日、北陸銀行と北海道銀行が持株会社方式の経営統合で基本合意。2002年5月の業務提携(ATM相互無料開放等)を経た。目的は北海道地区で重複するインフラの統合・再編、営業力強化、経営基盤の安定化。経営健全化計画を推進し2004年度中の統合を目指す。2003年3月末の北陸銀行の北海道地区は25店・預金6,299億円
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「第1回統合準備委員会の開催について」2003年7月15日
    • [4]2003年7月15日の第1回統合準備委員会で、重複する営業地域のバックヤード部門・メールカー・ATM等を統合・再編する基本方針を確認

北陸銀行は2003年9月26日、単独の株式移転でほくぎんフィナンシャルグループを設立し、社長には頭取の髙木繁雄氏が就任した。持株会社を設けた目的は、一元的な経営管理のもとで金融サービスを効率よく提供し、地域金融の安定に中核の役割を果たすことにあった。同じ日に両行の取締役会と統合準備委員会は、統合を2004年9月とし、株式交換で北海道銀行を迎える方式を決めた。ほくぎんの名称を全面的に改め、北海道銀行(頭取・堰八義博氏)と北陸銀行が対等の立場で新持株会社に参画する設計である。統合比率の算定は、7月の委員会の段階で専門家の意見を聞く企画ワーキンググループに委ねた。北海道銀行の合流前に持株会社を上場させておけば、統合当日の手続きを株式交換1回で済ませられると判断したと思われる。

  • ほくぎんフィナンシャルグループ お知らせ 2003年9月26日「経営統合の時期および持株会社の商号について」
    • [6]2003年9月26日、北陸銀行が単独株式移転でほくぎんFGを設立(社長 髙木繁雄、東証・大証一部)。同日、統合時期を2004年9月、統合形態を株式交換方式、新商号をほくほくFGと決定。ほくぎんFGの名称等を全面的に刷新し両行が対等の立場で参画
    • [8]2003年9月26日、北陸銀行が単独株式移転でほくぎんFGを設立(社長 髙木繁雄、東証・大証一部)。同日、統合時期を2004年9月、統合形態を株式交換方式、新商号をほくほくFGと決定。ほくぎんFGの名称等を全面的に刷新し両行が対等の立場で参画
    • [9]2003年9月26日、北陸銀行が単独株式移転でほくぎんFGを設立(社長 髙木繁雄、東証・大証一部)。同日、統合時期を2004年9月、統合形態を株式交換方式、新商号をほくほくFGと決定。ほくぎんFGの名称等を全面的に刷新し両行が対等の立場で参画
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成17年3月期 決算短信(連結)2005年5月27日
    • [7]ほくぎんFGは一元的な経営管理のもとで総合的な金融サービスを効率的に提供し、地域金融安定化の中核的役割を果たす目的で、北陸銀行の株式移転により設立
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「第1回統合準備委員会の開催について」2003年7月15日
    • [10]統合時期・比率は専門家(FA等)の意見を聞き企画WGで検討(2003年7月15日)
参考文献[1]-[10]
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「北陸銀行と北海道銀行の経営統合に係る基本合意について」2003年5月23日
    • [1]2003年5月23日、北陸銀行と北海道銀行が持株会社方式の経営統合で基本合意。2002年5月の業務提携(ATM相互無料開放等)を経た。目的は北海道地区で重複するインフラの統合・再編、営業力強化、経営基盤の安定化。経営健全化計画を推進し2004年度中の統合を目指す。2003年3月末の北陸銀行の北海道地区は25店・預金6,299億円
    • [2]2003年5月23日、北陸銀行と北海道銀行が持株会社方式の経営統合で基本合意。2002年5月の業務提携(ATM相互無料開放等)を経た。目的は北海道地区で重複するインフラの統合・再編、営業力強化、経営基盤の安定化。経営健全化計画を推進し2004年度中の統合を目指す。2003年3月末の北陸銀行の北海道地区は25店・預金6,299億円
    • [3]2003年5月23日、北陸銀行と北海道銀行が持株会社方式の経営統合で基本合意。2002年5月の業務提携(ATM相互無料開放等)を経た。目的は北海道地区で重複するインフラの統合・再編、営業力強化、経営基盤の安定化。経営健全化計画を推進し2004年度中の統合を目指す。2003年3月末の北陸銀行の北海道地区は25店・預金6,299億円
    • [5]2003年5月23日、北陸銀行と北海道銀行が持株会社方式の経営統合で基本合意。2002年5月の業務提携(ATM相互無料開放等)を経た。目的は北海道地区で重複するインフラの統合・再編、営業力強化、経営基盤の安定化。経営健全化計画を推進し2004年度中の統合を目指す。2003年3月末の北陸銀行の北海道地区は25店・預金6,299億円
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「第1回統合準備委員会の開催について」2003年7月15日
    • [4]2003年7月15日の第1回統合準備委員会で、重複する営業地域のバックヤード部門・メールカー・ATM等を統合・再編する基本方針を確認
    • [10]統合時期・比率は専門家(FA等)の意見を聞き企画WGで検討(2003年7月15日)
  • ほくぎんフィナンシャルグループ お知らせ 2003年9月26日「経営統合の時期および持株会社の商号について」
    • [6]2003年9月26日、北陸銀行が単独株式移転でほくぎんFGを設立(社長 髙木繁雄、東証・大証一部)。同日、統合時期を2004年9月、統合形態を株式交換方式、新商号をほくほくFGと決定。ほくぎんFGの名称等を全面的に刷新し両行が対等の立場で参画
    • [8]2003年9月26日、北陸銀行が単独株式移転でほくぎんFGを設立(社長 髙木繁雄、東証・大証一部)。同日、統合時期を2004年9月、統合形態を株式交換方式、新商号をほくほくFGと決定。ほくぎんFGの名称等を全面的に刷新し両行が対等の立場で参画
    • [9]2003年9月26日、北陸銀行が単独株式移転でほくぎんFGを設立(社長 髙木繁雄、東証・大証一部)。同日、統合時期を2004年9月、統合形態を株式交換方式、新商号をほくほくFGと決定。ほくぎんFGの名称等を全面的に刷新し両行が対等の立場で参画
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成17年3月期 決算短信(連結)2005年5月27日
    • [7]ほくぎんFGは一元的な経営管理のもとで総合的な金融サービスを効率的に提供し、地域金融安定化の中核的役割を果たす目的で、北陸銀行の株式移転により設立

2004年〜株式交換で完全子会社にした北海道銀行と、札幌証券取引所への上場

2004年9月、ほくぎんフィナンシャルグループは株式交換で北海道銀行を完全子会社とし、商号をほくほくフィナンシャルグループに改めた。新商号は両行の行内公募に寄せられた約650件の案から選ばれ、両行の頭文字「北」を2つ重ねた名である。北海道銀行を子会社とする認可の取得は、株式交換に先立つ2004年8月のことだった。2005年3月期の連結子会社は14社となり、北陸三県・北海道・三大都市圏に拠点を持つ広域金融グループが生まれた。県境を越えた地域金融グループは国内初で、北陸銀行と北海道銀行の2つのブランドは統合後も残した。行名を一本化しなかったのは、道内と北陸の取引先に従来どおりの銀行で取引を続けてもらうことを優先したためと推察される。

  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成17年3月期 決算短信(連結)2005年5月27日
    • [11]2004年9月、北海道銀行を完全子会社とする株式交換を行い商号をほくほくFGに変更。2005年3月期は子会社14社・関連会社2社、北陸三県・北海道・三大都市圏に拠点
    • [14]2004年9月、北海道銀行を完全子会社とする株式交換を行い商号をほくほくFGに変更。2005年3月期は子会社14社・関連会社2社、北陸三県・北海道・三大都市圏に拠点
  • ほくぎんフィナンシャルグループ お知らせ 2003年9月26日「経営統合の時期および持株会社の商号について」
    • [12]2004年9月の統合時期と株式交換方式、新商号ほくほくFGを決定。商号は両行内公募の約650件から選定、両行の頭文字「北」を活かした(2003年9月26日)
  • ほくほくフィナンシャルグループ 有価証券報告書(第12期)2015年6月「沿革」
    • [13]2004年8月、北海道銀行を子会社とすることに係る認可を取得
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年を迎えて」2010年
    • [15]2004年9月に県境を越えた初の地域金融グループとして誕生し、北陸銀行・北海道銀行の2つのブランドを活かす広域地域金融グループを志向

ほくほくフィナンシャルグループは2004年9月、株式交換と同時に普通株式を札幌証券取引所に上場した。2003年9月の設立時には東京と大阪の市場第一部に上場し、大阪の上場は2004年8月に廃止となった。北海道銀行の株式は1962年5月から札幌証券取引所で売買され、1987年9月に東京証券取引所一部にも上場した。2005年8月の第1四半期決算資料に載る上場取引所は、東京と札幌の2つ。基本合意は北海道内の営業力の向上を統合の目的に挙げ、2003年3月末の北海道銀行の国内店舗は133店を数えた。株式交換で持株会社の株主に移る北海道銀行の旧株主に、道内で売買できる市場を残す判断だったのだろう。

  • ほくほくフィナンシャルグループ 有価証券報告書(第12期)2015年6月「沿革」
    • [16]2003年9月に東証・大証一部に上場、2004年8月に大証上場廃止、2004年9月の株式交換時に札幌証券取引所に上場
    • [17]2003年9月に東証・大証一部に上場、2004年8月に大証上場廃止、2004年9月の株式交換時に札幌証券取引所に上場
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「北陸銀行の創業 北海道銀行の設立」
    • [18]北海道銀行は1951年3月設立、1962年5月札幌証券取引所に上場、1987年9月東証一部に上場
  • ほくほくフィナンシャルグループ 適時開示 平成18年3月期 第1四半期財務・業績の概況(連結)2005年8月5日
    • [19]2005年8月5日の第1四半期財務・業績の概況で上場取引所は東・札
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「北陸銀行と北海道銀行の経営統合に係る基本合意について」2003年5月23日
    • [20]統合目的に北海道内の営業力の飛躍的向上。2003年3月末の北海道銀行の国内店舗133カ店

2004年12月、北陸銀行は直接子会社として北銀コーポレートを設立した。東京エリアで再生やリストラが必要な取引先の債権を北陸銀行の本体から切り離し、企業再生を集中して進めることが設立の狙いだった。北銀コーポレートの業種は貸金業で、設立と同時に連結子会社に加わった。企業再生と不良債権処理での両行の協力は、2003年7月の統合準備委員会の段階から検討の項目に入れた。経営基盤の安定化に向けて企業再生の集中促進を進めた結果、2行合算に分割子会社を加えた開示債権比率は、2004年9月期の7.85%から2009年9月期に2.96%へ低下した。清算結了は2009年9月で、北銀コーポレートは5年足らずで役割を終えた。

  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成17年3月期 決算短信(連結)2005年5月27日
    • [21]北銀コーポレート(貸金業)は2005年3月期中に北陸銀行が新たに設立し連結子会社となった
    • [23]北銀コーポレート(貸金業)は2005年3月期中に北陸銀行が新たに設立し連結子会社となった
  • ほくほくフィナンシャルグループ 有価証券報告書(第12期)2015年6月「沿革」
    • [22]2004年12月、再生・リストラニーズのある東京エリアの取引先債権を銀行本体から分離し企業再生を集中的に促進する目的で、北陸銀行の直接子会社として北銀コーポレートを設立。2009年9月清算結了
    • [26]2004年12月、再生・リストラニーズのある東京エリアの取引先債権を銀行本体から分離し企業再生を集中的に促進する目的で、北陸銀行の直接子会社として北銀コーポレートを設立。2009年9月清算結了
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「第1回統合準備委員会の開催について」2003年7月15日
    • [24]統合準備委員会のWGで企業再生および不良債権処理に関する協力体制も検討(2003年7月15日)
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年を迎えて」2010年
    • [25]企業再生の集中促進。開示債権比率(2行合算+分割子会社)は2004年9月期7.85%→2009年9月期2.96%。北銀コーポレートは役割を終えて2009年9月に解散
参考文献[11]-[26]
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成17年3月期 決算短信(連結)2005年5月27日
    • [11]2004年9月、北海道銀行を完全子会社とする株式交換を行い商号をほくほくFGに変更。2005年3月期は子会社14社・関連会社2社、北陸三県・北海道・三大都市圏に拠点
    • [14]2004年9月、北海道銀行を完全子会社とする株式交換を行い商号をほくほくFGに変更。2005年3月期は子会社14社・関連会社2社、北陸三県・北海道・三大都市圏に拠点
    • [21]北銀コーポレート(貸金業)は2005年3月期中に北陸銀行が新たに設立し連結子会社となった
    • [23]北銀コーポレート(貸金業)は2005年3月期中に北陸銀行が新たに設立し連結子会社となった
  • ほくぎんフィナンシャルグループ お知らせ 2003年9月26日「経営統合の時期および持株会社の商号について」
    • [12]2004年9月の統合時期と株式交換方式、新商号ほくほくFGを決定。商号は両行内公募の約650件から選定、両行の頭文字「北」を活かした(2003年9月26日)
  • ほくほくフィナンシャルグループ 有価証券報告書(第12期)2015年6月「沿革」
    • [13]2004年8月、北海道銀行を子会社とすることに係る認可を取得
    • [16]2003年9月に東証・大証一部に上場、2004年8月に大証上場廃止、2004年9月の株式交換時に札幌証券取引所に上場
    • [17]2003年9月に東証・大証一部に上場、2004年8月に大証上場廃止、2004年9月の株式交換時に札幌証券取引所に上場
    • [22]2004年12月、再生・リストラニーズのある東京エリアの取引先債権を銀行本体から分離し企業再生を集中的に促進する目的で、北陸銀行の直接子会社として北銀コーポレートを設立。2009年9月清算結了
    • [26]2004年12月、再生・リストラニーズのある東京エリアの取引先債権を銀行本体から分離し企業再生を集中的に促進する目的で、北陸銀行の直接子会社として北銀コーポレートを設立。2009年9月清算結了
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年を迎えて」2010年
    • [15]2004年9月に県境を越えた初の地域金融グループとして誕生し、北陸銀行・北海道銀行の2つのブランドを活かす広域地域金融グループを志向
    • [25]企業再生の集中促進。開示債権比率(2行合算+分割子会社)は2004年9月期7.85%→2009年9月期2.96%。北銀コーポレートは役割を終えて2009年9月に解散
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「北陸銀行の創業 北海道銀行の設立」
    • [18]北海道銀行は1951年3月設立、1962年5月札幌証券取引所に上場、1987年9月東証一部に上場
  • ほくほくフィナンシャルグループ 適時開示 平成18年3月期 第1四半期財務・業績の概況(連結)2005年8月5日
    • [19]2005年8月5日の第1四半期財務・業績の概況で上場取引所は東・札
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「北陸銀行と北海道銀行の経営統合に係る基本合意について」2003年5月23日
    • [20]統合目的に北海道内の営業力の飛躍的向上。2003年3月末の北海道銀行の国内店舗133カ店
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「第1回統合準備委員会の開催について」2003年7月15日
    • [24]統合準備委員会のWGで企業再生および不良債権処理に関する協力体制も検討(2003年7月15日)

2005年〜公募増資と劣後債で進めた公的資金の返済と、道銀カードの完全子会社化

ほくほくフィナンシャルグループは、早期健全化法に基づく優先株式で1,200億3千万円の公的資金を受け入れていた。返済に向けて経営の健全化のための計画を策定し、収益性・効率性・健全性の改善を3つの課題に据えた。統合の戦略には、持株会社で子銀行と子会社の収益の振れを吸収し、安定した資本政策を実施する方針を掲げた。2005年3月と9月に200億円ずつ劣後債を発行し、同年9月と2006年3月には公的劣後ローンを100億円ずつ返済している。2006年11月時点の対処すべき課題では、計画を着実に実行して公的資金の早期返済を目指す方針が掲げられた。2006年10〜11月に415億円の公募増資で資本を補い、2007年8月に公的資金350億円を返済した。

  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年を迎えて」2010年
    • [27]早期健全化法に基づく優先株式で公的資金1,200億3千万円の支援。経営の健全化のための計画で収益性・効率性・健全性の改善を3つの柱に
    • [28]早期健全化法に基づく優先株式で公的資金1,200億3千万円の支援。経営の健全化のための計画で収益性・効率性・健全性の改善を3つの柱に
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年目を迎えて〜ほくほくフィナンシャルグループから皆さまへのご報告」2009年
    • [29]戦略に持株会社による子銀行・子会社収益の変動吸収と安定資本政策、着実な公的資金返済。2005年3月・9月に劣後債各200億円発行、2005年9月・2006年3月に公的劣後ローン各100億円返済、2006年10〜11月公募増資415億円、2007年8月公的資金350億円返済
    • [30]戦略に持株会社による子銀行・子会社収益の変動吸収と安定資本政策、着実な公的資金返済。2005年3月・9月に劣後債各200億円発行、2005年9月・2006年3月に公的劣後ローン各100億円返済、2006年10〜11月公募増資415億円、2007年8月公的資金350億円返済
    • [32]戦略に持株会社による子銀行・子会社収益の変動吸収と安定資本政策、着実な公的資金返済。2005年3月・9月に劣後債各200億円発行、2005年9月・2006年3月に公的劣後ローン各100億円返済、2006年10〜11月公募増資415億円、2007年8月公的資金350億円返済
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成19年3月期 中間決算短信(連結)2006年11月20日
    • [31]対処すべき課題として経営の健全化のための計画を着実に実行し公的資金の早期返済を目指す(2006年11月20日)

2006年3月、北海道銀行は道銀カードの株式を追加取得し、関連会社から子会社に切り替えた。追加取得により、道銀カードは北海道銀行の完全子会社となった。グループの構成は連結子会社15社と関連会社1社に変わり、カード会社は北陸の北陸カードと北海道の道銀カードの2社がそろった。北陸側のクレジットカード業務は、統合前から北陸銀行グループの北陸カードの事業だった。2006年11月時点の対処すべき課題には、個人預かり資産と消費者ローンを積み増し、リテール部門で収益力を高める方針が並んだ。道銀カードを完全子会社としたのは、カード取引と無担保ローンを北海道銀行の個人取引と一体で拡大するためと考えられる。

  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成18年3月期 決算短信(連結)2006年5月26日
    • [33]道銀カードは2006年3月に北海道銀行が株式を追加取得し関連会社から子会社に。2006年3月期は連結子会社15社・関連会社1社
    • [35]道銀カードは2006年3月に北海道銀行が株式を追加取得し関連会社から子会社に。2006年3月期は連結子会社15社・関連会社1社
  • ほくほくフィナンシャルグループ 有価証券報告書(第12期)2015年6月「沿革」
    • [34]2006年3月、北海道銀行が株式取得により道銀カードを完全子会社化
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成17年3月期 決算短信(連結)2005年5月27日
    • [36]2005年3月期のグループに北陸カード(クレジットカード業務)
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成19年3月期 中間決算短信(連結)2006年11月20日
    • [37]対処すべき課題として消費者ローンや個人預かり資産の増強などリテール部門を中心に収益力強化(2006年11月20日)

2行合算の本支店数は、経営統合時の255店から2007年3月末に246店まで減少した。店ごとの役割を見直し、道内で店が近接する場合は2行の間で取引を移し替えて立地を補い合った。従業員はパートスタッフの活用と新規採用の抑制で、2005年3月末の4,506人から2007年3月末に4,289人とした。本部業務を絞って人員を営業店へ移し、道内のメールカーとバックオフィス業務を2行で共同化。店舗の整理は2007年3月で一区切りとなり、リテール営業を強めるための出店を再開した。残る重複の解消は、横浜銀行との3行による基幹系システムの共同利用に移り、2011年5月の稼働を目標に置いた。

  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年目を迎えて〜ほくほくフィナンシャルグループから皆さまへのご報告」2009年
    • [38]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
    • [40]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
    • [41]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
    • [42]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
    • [43]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年を迎えて」2010年
    • [39]人財・店舗の戦略的再配置(本支店数255→246)、システム共同化(MEJAR)
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「ほくほくフィナンシャルグループから皆さまへのご報告」2008年
    • [44]横浜銀行との3行システム共同化を進め、2011年5月の稼働を目指す
参考文献[27]-[44]
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年を迎えて」2010年
    • [27]早期健全化法に基づく優先株式で公的資金1,200億3千万円の支援。経営の健全化のための計画で収益性・効率性・健全性の改善を3つの柱に
    • [28]早期健全化法に基づく優先株式で公的資金1,200億3千万円の支援。経営の健全化のための計画で収益性・効率性・健全性の改善を3つの柱に
    • [39]人財・店舗の戦略的再配置(本支店数255→246)、システム共同化(MEJAR)
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年目を迎えて〜ほくほくフィナンシャルグループから皆さまへのご報告」2009年
    • [29]戦略に持株会社による子銀行・子会社収益の変動吸収と安定資本政策、着実な公的資金返済。2005年3月・9月に劣後債各200億円発行、2005年9月・2006年3月に公的劣後ローン各100億円返済、2006年10〜11月公募増資415億円、2007年8月公的資金350億円返済
    • [30]戦略に持株会社による子銀行・子会社収益の変動吸収と安定資本政策、着実な公的資金返済。2005年3月・9月に劣後債各200億円発行、2005年9月・2006年3月に公的劣後ローン各100億円返済、2006年10〜11月公募増資415億円、2007年8月公的資金350億円返済
    • [32]戦略に持株会社による子銀行・子会社収益の変動吸収と安定資本政策、着実な公的資金返済。2005年3月・9月に劣後債各200億円発行、2005年9月・2006年3月に公的劣後ローン各100億円返済、2006年10〜11月公募増資415億円、2007年8月公的資金350億円返済
    • [38]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
    • [40]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
    • [41]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
    • [42]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
    • [43]本支店数は経営統合時255店舗→2007年3月末246店舗、営業の引継ぎと立地補完。従業員は2005年3月末4,506人→2007年3月末4,289人。本部効率化で人員を営業店へ、道内メールカー・バックオフィス業務を共同化。店舗効率化は2007年3月で目処、出店を再開
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成19年3月期 中間決算短信(連結)2006年11月20日
    • [31]対処すべき課題として経営の健全化のための計画を着実に実行し公的資金の早期返済を目指す(2006年11月20日)
    • [37]対処すべき課題として消費者ローンや個人預かり資産の増強などリテール部門を中心に収益力強化(2006年11月20日)
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成18年3月期 決算短信(連結)2006年5月26日
    • [33]道銀カードは2006年3月に北海道銀行が株式を追加取得し関連会社から子会社に。2006年3月期は連結子会社15社・関連会社1社
    • [35]道銀カードは2006年3月に北海道銀行が株式を追加取得し関連会社から子会社に。2006年3月期は連結子会社15社・関連会社1社
  • ほくほくフィナンシャルグループ 有価証券報告書(第12期)2015年6月「沿革」
    • [34]2006年3月、北海道銀行が株式取得により道銀カードを完全子会社化
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成17年3月期 決算短信(連結)2005年5月27日
    • [36]2005年3月期のグループに北陸カード(クレジットカード業務)
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「ほくほくフィナンシャルグループから皆さまへのご報告」2008年
    • [44]横浜銀行との3行システム共同化を進め、2011年5月の稼働を目指す

2003年〜2007年の業績

決算期 区分 売上高 経常利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 利益率 億円
2003年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2004年03月期 連結 1,794 n/a 71 4.0% 50 n/a
2005年03月期 連結 2,032 +13.3% 272 13.4% 112 n/a
2006年03月期 連結 2,410 +18.6% 483 20.0% 268 n/a
2007年03月期 連結 2,423 +0.5% 700 28.9% 406 n/a

出典・参考

12件
出典・参考
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「北陸銀行と北海道銀行の経営統合に係る基本合意について」2003年5月23日
  • 北陸銀行・北海道銀行 プレスリリース「第1回統合準備委員会の開催について」2003年7月15日
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成17年3月期 決算短信(連結)2005年5月27日
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成19年3月期 中間決算短信(連結)2006年11月20日
  • ほくほくフィナンシャルグループ 平成18年3月期 決算短信(連結)2006年5月26日
  • ほくほくフィナンシャルグループ 有価証券報告書(第12期)2015年6月「沿革」
  • ほくぎんフィナンシャルグループ お知らせ 2003年9月26日「経営統合の時期および持株会社の商号について」
  • ほくほくフィナンシャルグループ 適時開示 平成18年3月期 第1四半期財務・業績の概況(連結)2005年8月5日
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「ほくほくフィナンシャルグループから皆さまへのご報告」2008年
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年目を迎えて〜ほくほくフィナンシャルグループから皆さまへのご報告」2009年
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「経営統合5年を迎えて」2010年
  • ほくほくフィナンシャルグループ ディスクロージャー誌「北陸銀行の創業 北海道銀行の設立」

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