ヒロセ電機の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

品目も資本も外へ開かず、コネクタ一品で通した。1972年12月、外資の出資を受けないまま東証二部へ上場した。当時の販売高は業界2位・シェア15.9%で、上位5社のうち4社が外資との合弁か技術提携であるなか、純国産のメーカーは同社だけだった。1980年9月には米国現地法人を設立して海外拠点網を始め、以後は取引先の電機メーカーが生産と設計を海外へ移すのに合わせ、販売会社を先に置いてから生産拠点を続ける順序で拠点網を広げている。1985年に設立した韓国合弁は2010年12月から持分を段階的に取得し、2015年1月に完全子会社化を終えた。外資との提携を選ばずに資本を公開市場から取ったことが、製品の仕様と価格を決める裁量を自社に残した。

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