坂根正弘
コマツ・元代表取締役社長兼CEO
社長就任までの出自
出自
坂根氏は大阪市立大学工学部を出た技術者である。1991年に社長として預かったのは米国の合弁会社で、赤字の続く同社で3年をかけて工場と人員をいずれも半分に絞った。どこまで手を打てば存続できるかが見えた時点で、小分けにせず短い期間でまとめて実行する。米国の経験が坂根氏に残したのは、この判断の型であった。
社長に選ばれた経緯
抜擢
同社は1999年3月期に連結で123億円の赤字を出しており、1964年に連結決算を始めてから初めてのことだった。主力の建設機械事業は1996年以降、国内公共事業の縮小に合わせて業績を落としていた。2001年6月に社長となった坂根正弘氏が、とりわけ危ぶんだのは建設機械部門の収益が赤字寸前にとどまっている点であり、着任後はまず低収益の原因をとことん突き止めるところから手をつけた。
在任中の主な施策
施策
固定費の削減だけで翌期の営業利益は330億円の黒字へ浮上した。コマツ電子金属は米国でのシリコンウエハー製造から撤退して台湾プラスチックとの合弁生産へ移り、2006年10月には発行済株式の過半をSUMCOへ譲渡して非連結化し、1960年に設立した同社に始まるエレクトロニクスから撤退を完了させた。KOMTRAXは2001年から国内の主要機種へ標準装備し、2006年からは欧米へも広げている。グレーターアジアの売上比率は2000年度の15%から2005年に27%へ高まった。 「ダントツ経営」への転換
在任の評価
評価
執筆予定
経歴 1963〜2026年
在任中の業績 FY00→FY06
就任前(FY00)10,963億円
退任時(FY06)18,933億円
変化(6カ年)+73%
就任前-
退任時(FY06)12.9%
変化-