決断
捨てる線を先に引いてから始めてきた。2012年に設立した初代"マネーブック"は日本ではほとんど使われず、辻庸介氏は数か月で初代サービスを閉じて家計簿へ転換、共有の機能を外して金融機関への自動接続だけを残した。2013年11月には同じ仕組みを対価を払う理由のある中小企業の経理へ向け、クラウド会計へ参入した。2018年3月には日本銀行と金融庁の出身者を社長に迎えて仮想通貨交換の子会社を設立したが、交換業者で流出事故が続いて金融庁の登録審査が凍結すると、2019年4月に登録の手続きを中止して稼働前の交換所事業から撤退し、事業整理損6,139万円を特別損失に計上している。二度の作り直しで外したのはいずれも売り方であり、明細を取得して分類する仕組みだけを残したことが、家計簿から会計、決済へ同じ技術を載せ替える速さを生んだ。
2019年4月 マネーフォワードフィナンシャル撤退
業績の推移2018 2019 2024 売上高(億円) 46 72 404 経常利益率(%) -17.4 -36.1 -13.4 2013年11月 クラウド会計への参入
クラウド会計への参入無料の個人向けサービスで培った自動取得・自動分類の仕組みを、対価を払う理由のある中小企業の経理へ向け直し、継続課金の収益源を構築する同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移2013 2018 売上高(億円) 0 46 経常利益率(%) − -17.4 2012年12月 "マネーブック"から家計簿へ転換