三井物産出身の寺田親弘が起業家に転身し、インキュベイトファンドの赤浦徹氏から投資を受けて三三(現Sansan)を創業。名刺に着目していたため「さん付け」を意味するSansanを社名とした。

三井物産出身の寺田親弘が起業家に転身し、インキュベイトファンドの赤浦徹氏から投資を受けて三三(現Sansan)を創業。名刺に着目していたため「さん付け」を意味するSansanを社名とした。
名刺管理サービス「Sansan」のサービス提供開始した。サービス提供のフローは、(1)顧客企業に専用スキャナを提供する、(2)顧客に名刺を専用スキャナで読み取ってもらう、(3)クラウドを通じて名刺画像がSansanに送られる、(4)Sansanが名刺をデータ化する、(5)顧客はwebにログインして読み込んだ名刺を検索できる、というものであった。だが、(4)について、当時のOCRによる読み取り精度は90%台であり、確実な読み取りは困難であった。そこで、名刺の読み取り精度を向上させるために、スキャンされた名刺画像をSansanのオペレーターが手入力する仕組みを整備して対応した。なお、利用料金は、1IDにつき月額1万円という強気の設定であった。
Sansanは徐々に普及したが、データベース設計において名刺の名寄せが考慮されておらず「一人の人物に対して、複数の名刺データが存在するが、紐付けがなされていない」ことが懸念された。そこで、従来は名刺の読み取りの度にUserデータを生成していた方針を転換し「人物を主体としたデータベース設計」に移行する。
Sansanは企業向けのプロダクトであったが、ビジネスパーソンが個人で名刺を管理できる「Eight」の提供を開始。なお、プロダクト技術には、当時、webフレームワークの主流になりつつあったRuby on Railsが採用された。
Sansanの認知度を拡大するために、テレビCMの放送を開始。
オペレーターによる名刺入力の負担を軽減するために、一つの名刺画像を複数の項目ごとに分割する「ピース分割」を新規実装した。それぞれのピースには候補となるワードを自動入力され、オペレーターに回すフローが構築されたことによって、オペレータの名刺入力負担が軽減され、サービス拡大が可能になる。
AWSがRDS「Aurora」を発表したこと受けて、SansanはRDSをAuroraすることを決定した。膨大な名刺データを管理して、負荷分散するために従来はDBの水平分割を行うことで対処してきたが、可用性の高いRDS「Aurora」に移行。この結果、名刺データの保存に関するコストを1/3に削減することに成功する。
スピーチやIR(決算説明会)を書き起こしてwebに公開するサービスを展開するログミーを子会社化した
名刺管理サービス「Sansan」のサービス提供開始した。サービス提供のフローは、(1)顧客企業に専用スキャナを提供する、(2)顧客に名刺を専用スキャナで読み取ってもらう、(3)クラウドを通じて名刺画像がSansanに送られる、(4)Sansanが名刺をデータ化する、(5)顧客はwebにログインして読み込んだ名刺を検索できる、というものであった。だが、(4)について、当時のOCRによる読み取り精度は90%台であり、確実な読み取りは困難であった。そこで、名刺の読み取り精度を向上させるために、スキャンされた名刺画像をSansanのオペレーターが手入力する仕組みを整備して対応した。なお、利用料金は、1IDにつき月額1万円という強気の設定であった。