第一勧業銀行の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

どの財閥にも属さないことを条件に、合併の相手を選んできた銀行である。帝国銀行からの分離では名称を三井側へ譲り、預金152億円・82店への縮小を受け入れた。1969年に三菱銀行との合併が進むと、井上薫会長は帝国銀行時代の人事の不公平を理由に反対し、1月13日に長谷川重三郎頭取が白紙還元を表明した。2年後に合併した日本勧業銀行は、預金高も支店数も第一銀行と近く、特定の財閥を背景に持たなかった。合併後の1984年10月には資本金3億円でハートファイナンスを設立し、都市銀行として初めて消費者金融の専門会社を傘下に置いている。

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