第2章 年〜年

MCJ:ゲーミング・クリエイターPC事業の拡張とコロナ禍の需要急増

テレビCMによるG-TuneとDAIVの高単価化

2013年〜買い替え需要で取り戻した利益と、パソコンの外への出口

サポート終了と増税前の駆け込みを取りに行った

2013年3月期の営業利益は15億2,400万円で、前期の23億7,300万円をさらに下回った。スマートフォンとタブレット端末が普及し、パソコンの需要そのものが相対的に低下していたためである。続く2014年3月期、会社はマイクロソフトのWindows XPのサポート終了に伴う買い替えと、消費税率引き上げ前の駆け込みという二つの需要を取りに行く。国内のパソコン出荷台数は前期比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となり、MCJの売上高は1,040億300万円、営業利益は40億6,100万円へ跳ね上がった。営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも過去最高となった。前期に販売費及び一般管理費を抑え、利益率の高い高価格帯製品の販売を増やしていたことも効いた。

  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第15期(2013年3月期)【業績等の概要】
    • [1]2013年3月期の連結売上高は85,536百万円、営業利益は1,524百万円であった。前期の2012年3月期の営業利益は2,373百万円であった。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第16期(2014年3月期)【業績等の概要】
    • [2]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [3]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [4]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [5]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [6]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
複合カフェ運営会社を買収し、パソコン以外の収益源を試した

同じ年度に、会社はパソコンの外へも足を掛けた。2013年8月、複合カフェ「アプレシオ」を全国展開する株式会社アイエスコーポレーションの株式を取得し、第3四半期から連結へ組み入れる。翌2014年1月に商号を株式会社aprecioへ改めた。パソコン市場の成熟化は避けられないため、持続的な利益成長を目指すうえでM&Aによる新規事業分野の獲得を有効な選択肢の一つと考えた、というのが会社の説明であった。同時に、グループ横断で事業と機能の最適配置を図る構造改革も進められた。aprecioはのちに総合エンターテインメント事業として括られ、パソコン関連事業と並ぶもう一方の報告セグメントになる。買収で領域を広げる手つきは、2005年からの数年と変わっていない。

  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第16期(2014年3月期)【業績等の概要】
    • [7]2013年8月に複合カフェ「アプレシオ」を全国展開する株式会社アイエスコーポレーションを子会社化し、第3四半期以降連結決算に組み入れた。パソコン市場の成熟化の進行は避けられないことから、持続的な利益成長を目指すうえでM&Aによる新規事業分野の獲得を有効な選択肢の一つと考えたとされる。あわせてグループ横断で事業・機能の最適配置を図る構造改革を進めた。
    • [9]2013年8月に複合カフェ「アプレシオ」を全国展開する株式会社アイエスコーポレーションを子会社化し、第3四半期以降連結決算に組み入れた。パソコン市場の成熟化の進行は避けられないことから、持続的な利益成長を目指すうえでM&Aによる新規事業分野の獲得を有効な選択肢の一つと考えたとされる。あわせてグループ横断で事業・機能の最適配置を図る構造改革を進めた。
    • [10]2013年8月に複合カフェ「アプレシオ」を全国展開する株式会社アイエスコーポレーションを子会社化し、第3四半期以降連結決算に組み入れた。パソコン市場の成熟化の進行は避けられないことから、持続的な利益成長を目指すうえでM&Aによる新規事業分野の獲得を有効な選択肢の一つと考えたとされる。あわせてグループ横断で事業・機能の最適配置を図る構造改革を進めた。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【沿革】
    • [8]2013年8月に株式会社アイエスコーポレーション(現株式会社aprecio)の株式を取得し、2014年1月に株式会社aprecioへ商号変更した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【事業の内容】
    • [11]総合エンターテインメント事業は「aprecio」ブランドで複合カフェ店舗の運営等を行う区分であり、該当会社は連結子会社の株式会社aprecioである。報告セグメントはパソコン関連事業と総合エンターテインメント事業の2つである。
二部へ移り、出版と衣料の子会社を手放した

2015年8月、MCJは東京証券取引所市場第二部へ市場を変えた。マザーズへ上場してから11年が過ぎていた。同年12月にはパソコン関連書籍の株式会社秀和システムの株式を売却して連結から外し、翌2016年4月には子会社のティアクラッセ株式会社も手放す。2017年3月期の報告セグメントは、パソコン関連事業と総合エンターテインメント事業の二つに絞られた。連結子会社は当社を含めて13社となり、買い集めた時代に広げた領域のうち、パソコンと直接つながらないものが順に外れた。ティアクラッセを傘下へ入れたのは2015年2月であり、ICT関連事業として立てたこの区分は一年余りで整理されている。手放す判断は、買う判断と同じ速さで下された。

  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【沿革】
    • [12]2015年2月に株式会社ユニットコムがティアクラッセ株式会社の株式を取得した。2015年8月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、2015年12月に株式会社秀和システムの株式売却により同社を連結対象から除外、2016年4月にティアクラッセ株式会社の株式売却により同社を連結対象から除外した。
    • [13]2015年2月に株式会社ユニットコムがティアクラッセ株式会社の株式を取得した。2015年8月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、2015年12月に株式会社秀和システムの株式売却により同社を連結対象から除外、2016年4月にティアクラッセ株式会社の株式売却により同社を連結対象から除外した。
    • [16]2015年2月に株式会社ユニットコムがティアクラッセ株式会社の株式を取得した。2015年8月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、2015年12月に株式会社秀和システムの株式売却により同社を連結対象から除外、2016年4月にティアクラッセ株式会社の株式売却により同社を連結対象から除外した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【事業の内容】
    • [14]2017年3月期の期首にICT関連事業を構成していたティアクラッセ株式会社の全株式を譲渡して連結の範囲から除外した結果、報告セグメントはパソコン関連事業及び総合エンターテインメント事業の2つとなり、当社及び連結子会社12社の計13社で構成された。
    • [15]2017年3月期の期首にICT関連事業を構成していたティアクラッセ株式会社の全株式を譲渡して連結の範囲から除外した結果、報告セグメントはパソコン関連事業及び総合エンターテインメント事業の2つとなり、当社及び連結子会社12社の計13社で構成された。
参考文献[1]-[16]
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第15期(2013年3月期)【業績等の概要】
    • [1]2013年3月期の連結売上高は85,536百万円、営業利益は1,524百万円であった。前期の2012年3月期の営業利益は2,373百万円であった。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第16期(2014年3月期)【業績等の概要】
    • [2]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [3]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [4]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [5]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [6]2014年3月期はWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要と消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込み、国内のパソコン出荷台数は前連結会計年度比8.6%増、出荷金額は同16.5%増となった。連結売上高は104,003百万円(前連結会計年度比21.1%増)、営業利益は4,061百万円(同124.5%増)、経常利益は4,005百万円、当期純利益は1,812百万円で、営業利益・経常利益・当期純利益は過去最高益となった。スマートフォン及びタブレット端末の普及による相対的なパソコン需要の低下には歯止めがかからなかった。販売費及び一般管理費の抑制と利益率の高い高価格帯製品の販売増も寄与した。
    • [7]2013年8月に複合カフェ「アプレシオ」を全国展開する株式会社アイエスコーポレーションを子会社化し、第3四半期以降連結決算に組み入れた。パソコン市場の成熟化の進行は避けられないことから、持続的な利益成長を目指すうえでM&Aによる新規事業分野の獲得を有効な選択肢の一つと考えたとされる。あわせてグループ横断で事業・機能の最適配置を図る構造改革を進めた。
    • [9]2013年8月に複合カフェ「アプレシオ」を全国展開する株式会社アイエスコーポレーションを子会社化し、第3四半期以降連結決算に組み入れた。パソコン市場の成熟化の進行は避けられないことから、持続的な利益成長を目指すうえでM&Aによる新規事業分野の獲得を有効な選択肢の一つと考えたとされる。あわせてグループ横断で事業・機能の最適配置を図る構造改革を進めた。
    • [10]2013年8月に複合カフェ「アプレシオ」を全国展開する株式会社アイエスコーポレーションを子会社化し、第3四半期以降連結決算に組み入れた。パソコン市場の成熟化の進行は避けられないことから、持続的な利益成長を目指すうえでM&Aによる新規事業分野の獲得を有効な選択肢の一つと考えたとされる。あわせてグループ横断で事業・機能の最適配置を図る構造改革を進めた。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【沿革】
    • [8]2013年8月に株式会社アイエスコーポレーション(現株式会社aprecio)の株式を取得し、2014年1月に株式会社aprecioへ商号変更した。
    • [12]2015年2月に株式会社ユニットコムがティアクラッセ株式会社の株式を取得した。2015年8月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、2015年12月に株式会社秀和システムの株式売却により同社を連結対象から除外、2016年4月にティアクラッセ株式会社の株式売却により同社を連結対象から除外した。
    • [13]2015年2月に株式会社ユニットコムがティアクラッセ株式会社の株式を取得した。2015年8月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、2015年12月に株式会社秀和システムの株式売却により同社を連結対象から除外、2016年4月にティアクラッセ株式会社の株式売却により同社を連結対象から除外した。
    • [16]2015年2月に株式会社ユニットコムがティアクラッセ株式会社の株式を取得した。2015年8月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、2015年12月に株式会社秀和システムの株式売却により同社を連結対象から除外、2016年4月にティアクラッセ株式会社の株式売却により同社を連結対象から除外した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【事業の内容】
    • [11]総合エンターテインメント事業は「aprecio」ブランドで複合カフェ店舗の運営等を行う区分であり、該当会社は連結子会社の株式会社aprecioである。報告セグメントはパソコン関連事業と総合エンターテインメント事業の2つである。
    • [14]2017年3月期の期首にICT関連事業を構成していたティアクラッセ株式会社の全株式を譲渡して連結の範囲から除外した結果、報告セグメントはパソコン関連事業及び総合エンターテインメント事業の2つとなり、当社及び連結子会社12社の計13社で構成された。
    • [15]2017年3月期の期首にICT関連事業を構成していたティアクラッセ株式会社の全株式を譲渡して連結の範囲から除外した結果、報告セグメントはパソコン関連事業及び総合エンターテインメント事業の2つとなり、当社及び連結子会社12社の計13社で構成された。

2016年〜テレビCMで知名度を高め、単価の高い機種へ寄せた販売

テレビCMを打ち、DAIVとG-Tuneへ客を寄せた

2017年3月期から、会社は「mouse」ブランドの認知度向上とマーケットシェアの拡大を狙い、テレビCMと交通広告を中心とするマスメディア向けの広告宣伝を継続的に打ち始めた。売る機種も入れ替えている。クリエイター向けの「DAIV」、ゲーム向けの「G-Tune」といった用途を絞った高価格帯の製品が伸び、パソコン関連事業の売上高は1,052億9,000万円、営業利益は73億9,100万円となった。連結の売上高1,087億2,700万円、営業利益74億6,300万円はいずれも過去最高であった。翌2018年3月期も全国テレビCMを含む広告宣伝を続け、計画以上に投じた広告宣伝費とM&Aに係る一時的費用を吸収して売上高1,245億4,400万円、営業利益85億400万円と2期連続で最高を更新した。

  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【業績等の概要】
    • [17]2017年3月期はmouseブランドの認知度向上とパソコン市場におけるマーケットシェアの拡大を目指し、継続的なテレビCMをはじめとするマスメディア向けの広告宣伝活動を積極的に行った。クリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等の継続的な好調により、パソコン関連事業の売上高は105,290百万円、営業利益は7,391百万円となった。連結の売上高は108,727百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は7,463百万円(同44.5%増)で、売上高・各利益ともに過去最高を達成した。
    • [18]2017年3月期はmouseブランドの認知度向上とパソコン市場におけるマーケットシェアの拡大を目指し、継続的なテレビCMをはじめとするマスメディア向けの広告宣伝活動を積極的に行った。クリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等の継続的な好調により、パソコン関連事業の売上高は105,290百万円、営業利益は7,391百万円となった。連結の売上高は108,727百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は7,463百万円(同44.5%増)で、売上高・各利益ともに過去最高を達成した。
    • [19]2017年3月期はmouseブランドの認知度向上とパソコン市場におけるマーケットシェアの拡大を目指し、継続的なテレビCMをはじめとするマスメディア向けの広告宣伝活動を積極的に行った。クリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等の継続的な好調により、パソコン関連事業の売上高は105,290百万円、営業利益は7,391百万円となった。連結の売上高は108,727百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は7,463百万円(同44.5%増)で、売上高・各利益ともに過去最高を達成した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第20期(2018年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
    • [20]2018年3月期は全国テレビCMを含む積極的な広告宣伝を継続し、計画以上に追加投下した広告宣伝費用やM&Aに係る一時的な費用の増加も吸収して、連結売上高124,544百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益8,504百万円(同13.9%増)となり、2期連続で過去最高を更新した。
欧州でタッチパネルと大型ディスプレイへ移行した

利益のもう一本は欧州にあった。「iiyama」ブランドによるモニタ販売では、タッチパネルモニタと大型ディスプレイが安定して伸び、2017年3月期には汎用モニタも加わって売上高・営業利益ともに大幅に増えた。2018年3月期には汎用に加えてタッチパネル、デジタルサイネージを揃えた品目構成となり、欧州での販売は引き続き好調であった。国内のパソコン出荷台数が2018年3月期に前年同期比3%減と縮小するなかで、欧州の販売は利益率を保った。2006年にイーヤマ販売を取得したときに付いてきた四つの海外販売会社は、10年を経て収益源の一本になっていた。国内で単価の下落に耐えながら、欧州では品目を替えて利幅を保つ。二つの市場で別の戦い方を採れたことが、この時期の利益の厚みを作った。

  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【業績等の概要】
    • [21]2017年3月期のiiyamaブランドによるモニタの欧州販売部門では、タッチパネルモニタや大型ディスプレイの継続的な安定成長に加え、汎用モニタも好調となったことにより売上高、営業利益ともに引き続き大幅に増加した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第20期(2018年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
    • [22]2018年3月期はiiyamaブランドによる汎用に加えタッチパネル、デジタルサイネージ等の欧州におけるモニタ販売を中心に事業を展開し、欧州でのモニタ販売は引き続き好調であった。国内の2017年4月から2018年3月のパソコン出荷台数は前年同期比で3%減少した。
    • [23]2018年3月期はiiyamaブランドによる汎用に加えタッチパネル、デジタルサイネージ等の欧州におけるモニタ販売を中心に事業を展開し、欧州でのモニタ販売は引き続き好調であった。国内の2017年4月から2018年3月のパソコン出荷台数は前年同期比で3%減少した。
海外のリペア会社を買収し、フィットネスへ出た

2018年に入ると、会社は再び買い手に回った。1月にシンガポールのR-Logic International Pte Ltdの株式を取得し、中国・インドネシア・インド・マレーシアに置かれた海外子会社六社を傘下へ入れる。6月には株式会社MIDを設立し、7月には子会社の株式会社ユニットコムが株式会社アークの株式を取得した。MIDが担ったのはホテルの運営と「MIRA fitness」ブランドによる24時間フィットネスクラブであり、総合エンターテインメント事業の側に置かれた。連結従業員数は2017年3月期の1,148名から2018年3月期には2,020名へ増えている。パソコンを組む会社としては、抱える人の数がこの一年で倍近くになった。

  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【沿革】
    • [24]2018年1月にR-Logic International Pte Ltdの株式を取得し、2018年6月に株式会社MIDを設立、2018年7月に株式会社ユニットコムが株式会社アークの株式を取得した。
    • [25]2018年1月にR-Logic International Pte Ltdの株式を取得し、2018年6月に株式会社MIDを設立、2018年7月に株式会社ユニットコムが株式会社アークの株式を取得した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【事業の内容】
    • [26]R-Logic International Pte Ltdの海外子会社6社は宏瑞電子科技(上海)有限公司(中国)、PT RLogic Technology Indonesia(インドネシア)、R-Logic Technology Services India Private Limited(インド)、Disc Technology Services Private Limited(インド)、R Logic Customer Care Services Sdn. Bhd.(マレーシア)、R-Logic Sdn. Bhd.(マレーシア)である。株式会社MIDは「MIRA fitness」ブランドによる24時間フィットネスクラブの運営等を行い、総合エンターテインメント事業に属する。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第20期(2018年3月期)【従業員の状況】
    • [27]連結従業員数は2017年3月期1,148名、2018年3月期2,020名であった。
参考文献[17]-[27]
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【業績等の概要】
    • [17]2017年3月期はmouseブランドの認知度向上とパソコン市場におけるマーケットシェアの拡大を目指し、継続的なテレビCMをはじめとするマスメディア向けの広告宣伝活動を積極的に行った。クリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等の継続的な好調により、パソコン関連事業の売上高は105,290百万円、営業利益は7,391百万円となった。連結の売上高は108,727百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は7,463百万円(同44.5%増)で、売上高・各利益ともに過去最高を達成した。
    • [18]2017年3月期はmouseブランドの認知度向上とパソコン市場におけるマーケットシェアの拡大を目指し、継続的なテレビCMをはじめとするマスメディア向けの広告宣伝活動を積極的に行った。クリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等の継続的な好調により、パソコン関連事業の売上高は105,290百万円、営業利益は7,391百万円となった。連結の売上高は108,727百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は7,463百万円(同44.5%増)で、売上高・各利益ともに過去最高を達成した。
    • [19]2017年3月期はmouseブランドの認知度向上とパソコン市場におけるマーケットシェアの拡大を目指し、継続的なテレビCMをはじめとするマスメディア向けの広告宣伝活動を積極的に行った。クリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等の継続的な好調により、パソコン関連事業の売上高は105,290百万円、営業利益は7,391百万円となった。連結の売上高は108,727百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は7,463百万円(同44.5%増)で、売上高・各利益ともに過去最高を達成した。
    • [21]2017年3月期のiiyamaブランドによるモニタの欧州販売部門では、タッチパネルモニタや大型ディスプレイの継続的な安定成長に加え、汎用モニタも好調となったことにより売上高、営業利益ともに引き続き大幅に増加した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第20期(2018年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
    • [20]2018年3月期は全国テレビCMを含む積極的な広告宣伝を継続し、計画以上に追加投下した広告宣伝費用やM&Aに係る一時的な費用の増加も吸収して、連結売上高124,544百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益8,504百万円(同13.9%増)となり、2期連続で過去最高を更新した。
    • [22]2018年3月期はiiyamaブランドによる汎用に加えタッチパネル、デジタルサイネージ等の欧州におけるモニタ販売を中心に事業を展開し、欧州でのモニタ販売は引き続き好調であった。国内の2017年4月から2018年3月のパソコン出荷台数は前年同期比で3%減少した。
    • [23]2018年3月期はiiyamaブランドによる汎用に加えタッチパネル、デジタルサイネージ等の欧州におけるモニタ販売を中心に事業を展開し、欧州でのモニタ販売は引き続き好調であった。国内の2017年4月から2018年3月のパソコン出荷台数は前年同期比で3%減少した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【沿革】
    • [24]2018年1月にR-Logic International Pte Ltdの株式を取得し、2018年6月に株式会社MIDを設立、2018年7月に株式会社ユニットコムが株式会社アークの株式を取得した。
    • [25]2018年1月にR-Logic International Pte Ltdの株式を取得し、2018年6月に株式会社MIDを設立、2018年7月に株式会社ユニットコムが株式会社アークの株式を取得した。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【事業の内容】
    • [26]R-Logic International Pte Ltdの海外子会社6社は宏瑞電子科技(上海)有限公司(中国)、PT RLogic Technology Indonesia(インドネシア)、R-Logic Technology Services India Private Limited(インド)、Disc Technology Services Private Limited(インド)、R Logic Customer Care Services Sdn. Bhd.(マレーシア)、R-Logic Sdn. Bhd.(マレーシア)である。株式会社MIDは「MIRA fitness」ブランドによる24時間フィットネスクラブの運営等を行い、総合エンターテインメント事業に属する。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第20期(2018年3月期)【従業員の状況】
    • [27]連結従業員数は2017年3月期1,148名、2018年3月期2,020名であった。

2019年〜浸水と感染症の下で伸びた出荷と、指標で縛った配分

浸水した委託先の代わりを立ち上げた

2019年10月、台風19号により外部委託先の施設が浸水し、生産能力の一部に影響が出た。会社は代替生産施設を速やかに立ち上げ、生産への影響を最低限に抑えた。受注生産は注文を受けてから組み立てる順序であるから、組み立てる場所が止まれば受注そのものが行き場を失う。台風19号による影響は、2019年10月15日と11月26日の二度にわたって開示された。同じ期の後半には、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達への影響も一部で生じている。この期にはパソコン用CPUの供給に関する懸念も継続していた。パソコンの組み立てを外へ出したことの裏側が、15年を経てここで顕在化した。

  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第22期(2020年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
    • [28]2019年10月15日付および2019年11月26日付の「台風19号による影響に関するお知らせ」のとおり、外部委託先の施設浸水の影響により生産能力の一部に影響が出たほか、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達等への影響が一部で発生したが、代替生産施設の迅速な立ち上げ等を通じて影響を最低限に抑えるべく全社を挙げて対応した。
    • [29]2019年10月15日付および2019年11月26日付の「台風19号による影響に関するお知らせ」のとおり、外部委託先の施設浸水の影響により生産能力の一部に影響が出たほか、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達等への影響が一部で発生したが、代替生産施設の迅速な立ち上げ等を通じて影響を最低限に抑えるべく全社を挙げて対応した。
    • [30]2019年10月15日付および2019年11月26日付の「台風19号による影響に関するお知らせ」のとおり、外部委託先の施設浸水の影響により生産能力の一部に影響が出たほか、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達等への影響が一部で発生したが、代替生産施設の迅速な立ち上げ等を通じて影響を最低限に抑えるべく全社を挙げて対応した。
    • [31]2019年10月15日付および2019年11月26日付の「台風19号による影響に関するお知らせ」のとおり、外部委託先の施設浸水の影響により生産能力の一部に影響が出たほか、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達等への影響が一部で発生したが、代替生産施設の迅速な立ち上げ等を通じて影響を最低限に抑えるべく全社を挙げて対応した。
    • [32]2020年3月期の国内パソコン関連事業では、引き続きパソコン用CPUの供給に関する懸念が継続していた。
台数ではなく利益の取れる区画へ営業を寄せた

2020年1月のWindows 7のサポート終了で市場全体が動き、2020年3月期のパソコン出荷台数は前年同期比28.1%増、出荷金額は同26.9%増となった。この局面で会社が選んだのは、市場の需給を見て台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業であった。第4四半期に入って買い替え需要が一段落し、感染症の拡大が事業環境を悪化させると、今度は法人のリモートワーク需要と個人の巣ごもり消費需要へ対応製品を投入し、広告宣伝を迅速に強めている。市場全体が前年割れで推移するなかでMCJは出荷台数を大きく伸ばし、売上高1,537億3,400万円、営業利益137億600万円で4期連続の過去最高を記録した。

  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第22期(2020年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
    • [33]2020年3月期のパソコン市場は前年同期比で出荷台数28.1%増、出荷金額26.9%増となった。第3四半期までは「Windows 7」のサポート終了に伴う買い替え需要等で市場全体が好調に推移し、当社グループは市場における需給を鑑みて台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業を行った。第4四半期は法人のリモートワーク需要や個人の巣ごもり消費需要を開拓するべく対応製品の投入と広告宣伝の強化を迅速に実施し、パソコン市場全体が対前年比マイナスで推移する中で大きく出荷台数を伸ばした。連結売上高は153,734百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は13,706百万円(同41.5%増)となり、4期連続で過去最高を更新した。
    • [34]2020年3月期のパソコン市場は前年同期比で出荷台数28.1%増、出荷金額26.9%増となった。第3四半期までは「Windows 7」のサポート終了に伴う買い替え需要等で市場全体が好調に推移し、当社グループは市場における需給を鑑みて台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業を行った。第4四半期は法人のリモートワーク需要や個人の巣ごもり消費需要を開拓するべく対応製品の投入と広告宣伝の強化を迅速に実施し、パソコン市場全体が対前年比マイナスで推移する中で大きく出荷台数を伸ばした。連結売上高は153,734百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は13,706百万円(同41.5%増)となり、4期連続で過去最高を更新した。
    • [35]2020年3月期のパソコン市場は前年同期比で出荷台数28.1%増、出荷金額26.9%増となった。第3四半期までは「Windows 7」のサポート終了に伴う買い替え需要等で市場全体が好調に推移し、当社グループは市場における需給を鑑みて台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業を行った。第4四半期は法人のリモートワーク需要や個人の巣ごもり消費需要を開拓するべく対応製品の投入と広告宣伝の強化を迅速に実施し、パソコン市場全体が対前年比マイナスで推移する中で大きく出荷台数を伸ばした。連結売上高は153,734百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は13,706百万円(同41.5%増)となり、4期連続で過去最高を更新した。
    • [36]2020年3月期のパソコン市場は前年同期比で出荷台数28.1%増、出荷金額26.9%増となった。第3四半期までは「Windows 7」のサポート終了に伴う買い替え需要等で市場全体が好調に推移し、当社グループは市場における需給を鑑みて台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業を行った。第4四半期は法人のリモートワーク需要や個人の巣ごもり消費需要を開拓するべく対応製品の投入と広告宣伝の強化を迅速に実施し、パソコン市場全体が対前年比マイナスで推移する中で大きく出荷台数を伸ばした。連結売上高は153,734百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は13,706百万円(同41.5%増)となり、4期連続で過去最高を更新した。
五つの指標で投資と還元の枠を決めた

伸びた利益をどう配るかについて、会社は数字で枠を定めていた。2016年5月に公表した2017年度からの中期経営計画では、営業利益率5%程度・ROIC10%以上・ROE10%以上・配当性向20%以上を最重要の経営管理指標に据え、単なる規模追求をせず、利益を伴う成長と本業とのシナジーが見込める分野へM&Aを絞ると定めている。2020年3月期にはDOEを加えた五指標へ広げ、目標も営業利益率6〜7%程度、ROICとROEは12%以上、配当性向30%以上へ引き上げられた。同期の実績は営業利益率8.9%、ROIC23.3%、ROE18.4%、配当性向30.6%、DOE5.6%で、すべてが目標を上回った。自己資本比率は56.1%、借入金は109億2,600万円まで減っている。

  • 株式会社MCJ 2017-2019年度 中期経営計画(2016年5月13日)
    • [37]2016年5月13日公表の2017-2019年度中期経営計画において、営業利益率5%程度、ROIC10%以上、ROE10%以上、配当性向20%以上を最重要KPIとして設定した。営業利益率については、本業注力路線を進める方針および事業ドメイン的に利益率・コストの管理が至上命題であるとの認識から、単なる規模追求をせず、利益を伴う成長、本業とのシナジーが見込める分野でのM&Aを実施するとした。前期実績は営業利益率5.0%、ROIC11.6%、ROE13.0%、配当性向20.5%であった。
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第22期(2020年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
    • [38]当社は持続的な企業価値の向上につながる収益性の管理に加え、積極的な事業投資と財務の健全性の両立及び利益成長に応じた株主還元の強化を図るべく、営業利益率・ROIC・ROE・配当性向・DOEの5つを経営上重要視する指標として採用している。2020年3月期の実績は営業利益率8.9%(目標6〜7%程度)、ROIC23.3%(目標12%以上)、ROE18.4%(目標12%以上)、配当性向30.6%(目標30%以上)、DOE5.6%(目標4.5%程度)であった。
    • [39]当社は持続的な企業価値の向上につながる収益性の管理に加え、積極的な事業投資と財務の健全性の両立及び利益成長に応じた株主還元の強化を図るべく、営業利益率・ROIC・ROE・配当性向・DOEの5つを経営上重要視する指標として採用している。2020年3月期の実績は営業利益率8.9%(目標6〜7%程度)、ROIC23.3%(目標12%以上)、ROE18.4%(目標12%以上)、配当性向30.6%(目標30%以上)、DOE5.6%(目標4.5%程度)であった。
    • [40]2020年3月期末の自己資本比率は56.1%、借入金は10,926百万円(前連結会計年度末14,776百万円)であった。
参考文献[28]-[40]
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第22期(2020年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
    • [28]2019年10月15日付および2019年11月26日付の「台風19号による影響に関するお知らせ」のとおり、外部委託先の施設浸水の影響により生産能力の一部に影響が出たほか、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達等への影響が一部で発生したが、代替生産施設の迅速な立ち上げ等を通じて影響を最低限に抑えるべく全社を挙げて対応した。
    • [29]2019年10月15日付および2019年11月26日付の「台風19号による影響に関するお知らせ」のとおり、外部委託先の施設浸水の影響により生産能力の一部に影響が出たほか、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達等への影響が一部で発生したが、代替生産施設の迅速な立ち上げ等を通じて影響を最低限に抑えるべく全社を挙げて対応した。
    • [30]2019年10月15日付および2019年11月26日付の「台風19号による影響に関するお知らせ」のとおり、外部委託先の施設浸水の影響により生産能力の一部に影響が出たほか、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達等への影響が一部で発生したが、代替生産施設の迅速な立ち上げ等を通じて影響を最低限に抑えるべく全社を挙げて対応した。
    • [31]2019年10月15日付および2019年11月26日付の「台風19号による影響に関するお知らせ」のとおり、外部委託先の施設浸水の影響により生産能力の一部に影響が出たほか、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う調達等への影響が一部で発生したが、代替生産施設の迅速な立ち上げ等を通じて影響を最低限に抑えるべく全社を挙げて対応した。
    • [32]2020年3月期の国内パソコン関連事業では、引き続きパソコン用CPUの供給に関する懸念が継続していた。
    • [33]2020年3月期のパソコン市場は前年同期比で出荷台数28.1%増、出荷金額26.9%増となった。第3四半期までは「Windows 7」のサポート終了に伴う買い替え需要等で市場全体が好調に推移し、当社グループは市場における需給を鑑みて台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業を行った。第4四半期は法人のリモートワーク需要や個人の巣ごもり消費需要を開拓するべく対応製品の投入と広告宣伝の強化を迅速に実施し、パソコン市場全体が対前年比マイナスで推移する中で大きく出荷台数を伸ばした。連結売上高は153,734百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は13,706百万円(同41.5%増)となり、4期連続で過去最高を更新した。
    • [34]2020年3月期のパソコン市場は前年同期比で出荷台数28.1%増、出荷金額26.9%増となった。第3四半期までは「Windows 7」のサポート終了に伴う買い替え需要等で市場全体が好調に推移し、当社グループは市場における需給を鑑みて台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業を行った。第4四半期は法人のリモートワーク需要や個人の巣ごもり消費需要を開拓するべく対応製品の投入と広告宣伝の強化を迅速に実施し、パソコン市場全体が対前年比マイナスで推移する中で大きく出荷台数を伸ばした。連結売上高は153,734百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は13,706百万円(同41.5%増)となり、4期連続で過去最高を更新した。
    • [35]2020年3月期のパソコン市場は前年同期比で出荷台数28.1%増、出荷金額26.9%増となった。第3四半期までは「Windows 7」のサポート終了に伴う買い替え需要等で市場全体が好調に推移し、当社グループは市場における需給を鑑みて台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業を行った。第4四半期は法人のリモートワーク需要や個人の巣ごもり消費需要を開拓するべく対応製品の投入と広告宣伝の強化を迅速に実施し、パソコン市場全体が対前年比マイナスで推移する中で大きく出荷台数を伸ばした。連結売上高は153,734百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は13,706百万円(同41.5%増)となり、4期連続で過去最高を更新した。
    • [36]2020年3月期のパソコン市場は前年同期比で出荷台数28.1%増、出荷金額26.9%増となった。第3四半期までは「Windows 7」のサポート終了に伴う買い替え需要等で市場全体が好調に推移し、当社グループは市場における需給を鑑みて台数ではなく利益の取れるセグメントに注力する営業を行った。第4四半期は法人のリモートワーク需要や個人の巣ごもり消費需要を開拓するべく対応製品の投入と広告宣伝の強化を迅速に実施し、パソコン市場全体が対前年比マイナスで推移する中で大きく出荷台数を伸ばした。連結売上高は153,734百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は13,706百万円(同41.5%増)となり、4期連続で過去最高を更新した。
    • [38]当社は持続的な企業価値の向上につながる収益性の管理に加え、積極的な事業投資と財務の健全性の両立及び利益成長に応じた株主還元の強化を図るべく、営業利益率・ROIC・ROE・配当性向・DOEの5つを経営上重要視する指標として採用している。2020年3月期の実績は営業利益率8.9%(目標6〜7%程度)、ROIC23.3%(目標12%以上)、ROE18.4%(目標12%以上)、配当性向30.6%(目標30%以上)、DOE5.6%(目標4.5%程度)であった。
    • [39]当社は持続的な企業価値の向上につながる収益性の管理に加え、積極的な事業投資と財務の健全性の両立及び利益成長に応じた株主還元の強化を図るべく、営業利益率・ROIC・ROE・配当性向・DOEの5つを経営上重要視する指標として採用している。2020年3月期の実績は営業利益率8.9%(目標6〜7%程度)、ROIC23.3%(目標12%以上)、ROE18.4%(目標12%以上)、配当性向30.6%(目標30%以上)、DOE5.6%(目標4.5%程度)であった。
    • [40]2020年3月期末の自己資本比率は56.1%、借入金は10,926百万円(前連結会計年度末14,776百万円)であった。
  • 株式会社MCJ 2017-2019年度 中期経営計画(2016年5月13日)
    • [37]2016年5月13日公表の2017-2019年度中期経営計画において、営業利益率5%程度、ROIC10%以上、ROE10%以上、配当性向20%以上を最重要KPIとして設定した。営業利益率については、本業注力路線を進める方針および事業ドメイン的に利益率・コストの管理が至上命題であるとの認識から、単なる規模追求をせず、利益を伴う成長、本業とのシナジーが見込める分野でのM&Aを実施するとした。前期実績は営業利益率5.0%、ROIC11.6%、ROE13.0%、配当性向20.5%であった。

筆者考察

2013年以降のMCJは、売る台数ではなく一台あたりの値段を動かす会社になった。パソコン市場そのものはスマートフォンとタブレット端末にシェアを侵食されて縮小し、2018年3月期の国内出荷台数は前年同期比3%減である。そこで投じられたのがテレビCMと交通広告だった。無名の安いパソコンは値段でしか選ばれないが、名の通ったブランドなら用途で選ばれる。クリエイター向けのDAIV、ゲーム向けのG-Tuneという括りは、その用途を先に名指しする仕掛けであり、広告費は単価を上げるための原価として扱われた。2017年3月期の営業利益74億6,300万円は、全国規模の広告を打ち始めた最初の年の数字である。

同じ期間に、利益の使い道も数字で縛られた。2016年5月の中期経営計画は営業利益率5%程度・ROIC10%以上を最重要の指標に据え、単なる規模追求をせず、本業とのシナジーが見込める分野へM&Aを絞ると明記する。2009年に減損で払った代金が、買収の可否を判定する式へ置き換えられたとみてよい。2020年3月期の営業利益率8.9%・ROIC23.3%はいずれも目標を大きく超え、その年にWindows 7のサポート終了と感染症下の巣ごもり需要が重なった。台数を追わず利益の取れる区画へ営業を寄せるという選択が、最も需要の厚い年に最大の差を生んだ。市場が伸びる年に台数を捨てられたのは、捨ててよい根拠が指標として先に置かれていたからである。

連結営業利益の推移 2013年3月期から2020年3月期まで(億円)

15 2013年3月期 40 2014年3月期 50 2015年3月期 51 2016年3月期 74 2017年3月期 85 2018年3月期 96 2019年3月期 137 2020年3月期
  • 全国規模のテレビCMは2017年3月期から継続的に実施された。
  • 出所は有価証券報告書。

2013年〜2020年の業績

決算期 区分 売上高 営業利益経常利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 利益率 億円 億円
2013年03月期 連結 859 n/a 15 1.7% 17 11 n/a
2014年03月期 連結 1,040 +21.1% 41 3.9% 40 18 n/a
2015年03月期 連結 1,029 ▲1.1% 51 5.0% 52 26 n/a
2016年03月期 連結 1,033 +0.4% 52 5.0% 50 31 n/a
2017年03月期 連結 1,087 +5.2% 75 6.9% 75 50 n/a
2018年03月期 連結 1,245 +14.5% 85 6.8% 87 58 n/a
2019年03月期 連結 1,373 +10.3% 97 7.1% 97 67 n/a
2020年03月期 連結 1,537 +11.9% 137 8.9% 138 75 n/a

出典・参考

10件
出典・参考
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第15期(2013年3月期)【業績等の概要】
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第16期(2014年3月期)【業績等の概要】
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【事業の内容】
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第19期(2017年3月期)【業績等の概要】
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第20期(2018年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第20期(2018年3月期)【従業員の状況】
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第22期(2020年3月期)【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【沿革】
  • 株式会社MCJ 有価証券報告書 第23期(2021年3月期)【事業の内容】
  • 株式会社MCJ 2017-2019年度 中期経営計画(2016年5月13日)

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