ディスコの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

事業の範囲を三つの加工に限り、その外へ出た一度で50億円を失った。1969年に米国で切断砥石だけを売ろうとしたが、それを使いこなす装置が現地に無く撤退した。この経験から1975年2月に半導体用ダイシングソーを自社開発し、砥石・装置・使い方を一社で抱える体制へ移している。ところが基軸の切断から外れた半導体拡散炉は量産に達しないまま、1992年3月に十年分の開発費約50億円を損失として確定させ撤退した。1997年のDisco Valuesで投資対象を切断・研削・研磨の3領域に限り、2007年には経費を営業利益率に連動させる経費管理レベルを入れ、市況の谷でも黒字を保つ構造へ作り替えた。範囲を狭めた規律が、四年周期で振れる半導体市況から利益を守った。

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