東京精密 の歴史

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創業 1949年
創業者 東島好蔵
創業地 東京都
創業 1949年3月、東島好蔵氏が資本金160万円で東京精密工具株式会社を設立した。源
1949年3月、東島好蔵氏が資本金160万円で東京精密工具株式会社を設立した。源流は1939年に日本電力の子会社として設立された東京航空機械で、戦時中は豊川海軍工廠の専属工場として切削工具を納めており、その技術を戦後へ引き継いでいる。設立当初の商売はミシン加工用の切削工具・精密部品・治具類の製作販売だった。1951年9月にメカニカルゲージを使う測定機へ品目を拡大し、1953年1月には高圧流量式空気マイクロメータを日本で初めて工業化する。1962年4月に商号を東京精密へ改め、同年8月に東京証券取引所第二部へ上場し、1986年9月に第一部銘柄へ指定された。
決断 切削工具から測定機へ移り、買収でまた加工装置へ戻った。1953年1月に高圧流量式
切削工具から測定機へ移り、買収でまた加工装置へ戻った。1953年1月に高圧流量式空気マイクロメータを日本で初めて工業化した。工具をつくる会社は、自社が仕上げた寸法を測る装置の会社へ移った。1957年10月には差動変圧式電気マイクロメータでも日本初の量産に成功し、1981年8月に土浦工場へ三次元座標測定機の専用工場を建設した。加工の側へ戻ったのは1992年10月で、半導体製造装置が東京エレクトロンアドバンテストの先行する寡占だったため、自前開発ではなく米シリコンテクノロジーの買収でウエハ加工装置と北米の顧客を一度に取り込んでいる。消耗品にあたる精密切断ブレードも2012年8月に事業譲受で加えた。自前で作らず買って揃えた順序が、現在の売上の8割近くを半導体側へ寄せた。
現況 二つの事業と言いながら、利益の8割は半導体側から出ている。2026年3月期の売上
二つの事業と言いながら、利益の8割は半導体側から出ている。2026年3月期の売上高1,668億円のうち半導体製造装置が1,279億円、計測機器が390億円を占める。営業利益は半導体製造装置284億円・利益率22.2%に対し計測機器53億円・13.7%で、全社337億円の84%を半導体側が生んだ。2023年7月には八王子・土浦に続く第3の生産拠点として飯能工場を建設し、2025年度から始めた中期経営計画は半導体製造装置を1,400億円規模へ広げる目標を置く。計測社出身の吉田均会長CEOと半導体社出身の木村龍一社長COOを並べた体制が、規模の開いた二つの事業を同じ重みで扱う形を保っている。
競合 同じ工程を争う相手とは、装置ではなく刃物の側で差がついた。ウエハを切断し研削する
同じ工程を争う相手とは、装置ではなく刃物の側で差がついた。ウエハを切断し研削する工程では半導体用ダイシングソーを自社開発したディスコが世界の7割を握る。1937年創業の砥石メーカーであるディスコが砥石・装置・使い方を一社で抱える体制を1975年に作ったのに対し、東京精密は1992年に米シリコンテクノロジーの買収で装置の側から入り、消耗品にあたる精密切断ブレードを加えたのは2012年だった。2026年3月期の売上高1,668億円はディスコの4,369億円の4割に満たず、全社の営業利益率も20.2%とディスコの42.3%に22ポイント及ばない。装置を買って入った会社と、消耗品から装置へ上がった会社の差が、同じ工程の利益率にそのまま残っている。
長期業績の推移 1950〜2026年
東京精密:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円純利益率(%)
2002年3月期2026年3月期

第1章 1949-1968 (気が向いたら執筆します!) 東京精密工具の設立と空気・電気マイクロメータの国内工業化、東証二部上場

第2章 1969-1991 (気が向いたら執筆します!) 八王子・土浦工場の整備と三次元座標測定機、東証一部指定と欧米拠点の設置

第3章 1992-2011 (気が向いたら執筆します!) SILICON TECHNOLOGY買収による半導体製造装置への傾斜と米国子会社の統合

第4章 2012-2026 (気が向いたら執筆します!) ACCRETECHブランドでの海外展開と精密切断ブレード事業、飯能工場の竣工

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歴史年表 1949〜2023年

東京精密の沿革1949〜2023年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1949〜1968年東京精密工具の設立と空気・電気マイクロメータの国内工業化、東証二部上場前身の東京精密工具を設立
日本初の工業化と、切削工具から精密測定機器への主力の移し替え

ミシン加工用の切削工具から出発した東京精密工具は、1952年10月に空気マイクロメータの試作を終え、翌1953年1月にこれを市販した。高圧流量式空気マイクロメータの我が国初の工業化であり、当時の社長は1950年に就任した諫早艮三氏であった。自社の削り上げた寸法を検める道具を、売り物へ裏返した判断であった。

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★★★
差動変圧式電気マイクロメータの日本初工業化に成功★★
東京精密に商号変更
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
八王子工場第一期工事完成
1969〜1991年八王子・土浦工場の整備と三次元座標測定機、東証一部指定と欧米拠点の設置アフターサービス担当の東精エンジニアリングサービスを設立
土浦工場第一期工事完成
八王子工場本館完成
土浦工場に三次元座標測定機専用工場が竣工
ソフトウェア開発担当のトーセーシステムズを設立
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
ドイツにTOKYO SEIMITSU EUROPE GmbHを設立
TOKYO SEIMITSU AMERICA INC.を設立
1992〜2011年SILICON TECHNOLOGY買収による半導体製造装置への傾斜と米国子会社の統合SILICON TECHNOLOGY CORPORATIONを買収★★
子会社統括管理目的でTSK AMERICA INC.を設立
八王子第2工場が竣工
北米地域TSK AMERICA INC.を存続会社とし米国内子会社4社を統合合併
子会社東精エンジニアリングの土浦本社・工場が竣工
子会社東精エンジニアリングが東京証券取引所二部上場
東精精密設備(上海)有限公司を設立
鈴木貞勝八王子第3工場・土浦新本館完成
鈴木貞勝株式交換で子会社東精エンジニアリングを完全子会社化
鈴木貞勝子会社東精エンジニアリングの土浦半導体工場が竣工
太田邦正八王子第5工場が竣工
2012〜2026年ACCRETECHブランドでの海外展開と精密切断ブレード事業、飯能工場の竣工太田邦正ACCRETECH AMERICA INC.を設立
太田邦正精密切断ブレード事業を事業譲受により開始★★
吉田均富士通テレコムネットワークス福島の株式取得で子会社化★★
吉田均SCHMITT INDUSTRIES INC.のバランサ事業を買収★★
吉田均土浦工場MI棟完成
吉田均子会社ACCRETECH TAIWAN CO.LTD.の新社屋が完成
吉田均台湾新アプリケーションセンタを設立
木村龍一飯能工場が竣工
出典・参考

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