第一製砥所を創業
ディスコ創業者・関家三男氏について
ディスコ(創業時の商号は第一製砥所)の創業者は、関家三男氏である。関家三男氏の息子たちもディスコの経営に従事し、2023年の現在に至るまで関家一族による同族経営を持続している。
第一製砥所を創業
広島県呉の海軍工廠に勤務していた関家三男氏が自営業を始めた。技術者ではなかったため、職人を採用し、工業用砥石のビジネスを開始した。広島県には呉を中心に軍需工場が集積していたため、主に海軍向けに砲弾を磨くための「工業砥石」の生産に従事した。ただし、後発参入だったため受注に苦戦したという。
中小企業として運営
1958年までのディスコは「有限会社」であり、中小企業だったと推察される。