グリーホールディングス:グリーの設立とモバイルゲーム「釣り★スタ」の公開
2004年〜楽天社員が趣味でつくったSNS「GREE」と、資本金1,000万円で白金台に立てたグリー
田中良和氏は2000年2月に楽天へ転職し、オークションやブログのサービス開発を担当した。2003年頃、田中良和氏は米国で広がる実名型のSNSに着目し、匿名の掲示板が主流だった国内のネットコミュニティとの違いに可能性を見た。楽天社内ではブログの収益性さえ見通せず、田中良和氏は2003年秋に趣味として個人で開発を始めた。開発の場は、楽天の業務を続けながらの夜と休日の自宅。2004年2月に個人サイト「GREE」を公開すると、友人への告知だけで評判が口コミで広がり、1か月後に会員は1万人を超えた。第5期有価証券報告書も、田中良和氏が2004年2月にGREEの運営を始めたことを当社サービスの起点に置いている。勤務先で事業化の見込みが立たない分野を、余暇で先に試したことが出発点になったとみられる。
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [1]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [2]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [3]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [4]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [5]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [6]2004年2月に田中良和がSNS「GREE」の運営を開始(沿革の前文)
2004年中に会員が10万人を超える見通しになると、個人運営の田中良和氏に万一があればGREEはどうなるのかという声が利用者から届いた。田中良和氏は顧客対応まで1人で担っており、サービスを安定して続けるには専任の体制が要ると判断した。田中良和氏は2004年10月に楽天を退社し、CNET編集長だった山岸広太郎氏を誘った。2004年12月、資本金1,000万円のグリー株式会社を東京都港区白金台に設立。設立は楽天株式会社との共同で、2005年2月には田中良和氏が2004年11月に三鷹市で設立していた事業化調査の会社を吸収合併した。2005年2月に初のオフィスを開設し、広告枠の販売を自社で始めた。グロービスから約1億円の出資を得て、2006年初めに社員は20人ほどになった。
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [7]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- [8]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- [9]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- [12]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- [13]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- 有価証券報告書(2024年6月期)沿革
- [10]2004年12月 東京都港区白金台にグリー株式会社を設立(資本金1,000万円)
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [11]2004年12月楽天株式会社と共同で設立、2005年2月に2004年11月設立のグリー株式会社(三鷹市)を吸収合併
参考文献[1]-[13]
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [1]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [2]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [3]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [4]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [5]田中良和は2000年2月楽天に転職しオークション・ブログ等を開発、2003年秋に趣味でSNS開発に着手し、2004年2月に個人サイトGREEを公開、1か月で会員1万人
- [7]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- [8]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- [9]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- [12]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- [13]会員10万人見込みの頃に運営継続を問うメールが届き、安定提供の体制が要ると判断。2004年10月楽天を退社し山岸広太郎を誘って12月に会社設立、2005年2月初のオフィス、グロービスから約1億円出資で2006年初めに約20人
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [6]2004年2月に田中良和がSNS「GREE」の運営を開始(沿革の前文)
- [11]2004年12月楽天株式会社と共同で設立、2005年2月に2004年11月設立のグリー株式会社(三鷹市)を吸収合併
- 有価証券報告書(2024年6月期)沿革
- [10]2004年12月 東京都港区白金台にグリー株式会社を設立(資本金1,000万円)
2006年〜KDDIと提携した「EZ GREE」と、3キャリアの公式化で始めた有料課金
2006年、田中良和氏はネットのサービスが事業として成り立つまで5年ほどかかるとみて、2010年の利用環境を思い描いた。導いた見通しは、2010年には一般の利用者の大半がモバイル経由でネットを使うというものである。2006年時点の総務省の統計でも、モバイルでネットに接続する人口はパソコンを上回っていた。田中良和氏は、携帯型のニンテンドーDSの普及も参考にした。2006年11月、グリーはKDDIと共同でau利用者向けのSNS「EZ GREE」の提供を始めた。KDDIとの事業提携は、グリーがモバイル向けのサービス展開へ経営資源を移す転機にあたる。周囲はSNSを携帯電話で使わせることに否定的で、田中良和氏はパソコン版の補助だったモバイル版をモバイルだけで使い切れるSNSへ作り直した。
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [14]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [15]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [16]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [17]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [20]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- 有価証券報告書(2024年6月期)沿革
- [18]2006年11月 KDDIと共同でau向けSNS「EZ GREE」の提供を開始
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [19]2006年11月のKDDIとの事業提携を契機にモバイル向けサービス展開に注力
2007年2月、モバイル版GREEはNTTドコモのiモードで公式サービスになった。2007年4月にEZ GREEで有料課金を始め、5月にはiモード向けでも課金を始めた。2007年8月にはソフトバンクモバイルのYahoo!ケータイでも公式サービスとなり、同サービスでの課金開始は2008年8月。当時の収入源は、広告メディア収入と有料課金収入の2つである。有料課金は月額300円の「GREEプラスコース」などの機能追加と、プロフィールを飾る素材の販売から成った。ゲームで「ゴールド」というポイントを使わせることで、成果報酬型広告と有料サービスの売上を同時に拡大する設計も取った。3キャリアの公式化で入口を揃えてから課金を重ねたことで、広告に依存しない収入の設計が整ったと推察される。
- 有価証券報告書(2024年6月期)沿革
- [21]2007年2月iモード公式、4月EZ GREE有料課金、5月iモード課金、8月Yahoo!ケータイ公式、2008年8月Yahoo!ケータイ課金
- [22]2007年2月iモード公式、4月EZ GREE有料課金、5月iモード課金、8月Yahoo!ケータイ公式、2008年8月Yahoo!ケータイ課金
- [23]2007年2月iモード公式、4月EZ GREE有料課金、5月iモード課金、8月Yahoo!ケータイ公式、2008年8月Yahoo!ケータイ課金
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [24]売上は広告メディア収入と有料課金収入で構成、GREEプラスコース月額300円等、ポイント「ゴールド」で広告・有料サービスを拡大する構造
- [25]売上は広告メディア収入と有料課金収入で構成、GREEプラスコース月額300円等、ポイント「ゴールド」で広告・有料サービスを拡大する構造
- [26]売上は広告メディア収入と有料課金収入で構成、GREEプラスコース月額300円等、ポイント「ゴールド」で広告・有料サービスを拡大する構造
2006年、田中良和氏は国内モバイル市場の成長性から、数千万人規模の利用者を想定すべきだと考えた。その規模では日記やコミュニティの基本機能だけでは利用者を広げにくいとみて、ゲームや占いのコンテンツを加えた。コンテンツは原則として自社で制作し、田中良和氏はゲーム好きだったことと品質を自社で高めたかったことを理由に挙げた。第5期有価証券報告書は、釣りゲーム「釣り★スタ」やペット育成ゲーム「踊り子クリノッペ」をSNS連動型ゲームとして載せている。釣り★スタは釣果の魚拓を日記などで友人に見せられる作りで、遊びを利用者同士の交流につなげた。2009年5月時点で小型のFLASHゲームは約100種、大型のゲームは4種を数える。外部に委ねず内製したことで、ゲームの設計を課金と交流の双方に合わせて調整できたのだろう。
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [27]2006年に数千万人規模を想定、ゲームや占いを付加、コンテンツは基本すべて内製(ゲーム好き・クオリティを自社で高めたい)、FLASHゲーム約100種・大型4種(釣り★スタ・踊り子クリノッペ等)
- [28]2006年に数千万人規模を想定、ゲームや占いを付加、コンテンツは基本すべて内製(ゲーム好き・クオリティを自社で高めたい)、FLASHゲーム約100種・大型4種(釣り★スタ・踊り子クリノッペ等)
- [29]2006年に数千万人規模を想定、ゲームや占いを付加、コンテンツは基本すべて内製(ゲーム好き・クオリティを自社で高めたい)、FLASHゲーム約100種・大型4種(釣り★スタ・踊り子クリノッペ等)
- [32]2006年に数千万人規模を想定、ゲームや占いを付加、コンテンツは基本すべて内製(ゲーム好き・クオリティを自社で高めたい)、FLASHゲーム約100種・大型4種(釣り★スタ・踊り子クリノッペ等)
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [30]主要サービスにSNS連動型ゲーム『釣り★スタ』(魚拓を日記やコミュニケーションに)・『踊り子 クリノッペ』を掲載
- [31]主要サービスにSNS連動型ゲーム『釣り★スタ』(魚拓を日記やコミュニケーションに)・『踊り子 クリノッペ』を掲載
参考文献[14]-[32]
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [14]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [15]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [16]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [17]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [20]2006年に5年後の2010年は一般ユーザーの大半がモバイル経由でネットを使うと予測、総務省統計でモバイル接続人口がPCを上回る、DSを参考に、2006年秋KDDIと提携しモバイル専用SNSへ転換
- [27]2006年に数千万人規模を想定、ゲームや占いを付加、コンテンツは基本すべて内製(ゲーム好き・クオリティを自社で高めたい)、FLASHゲーム約100種・大型4種(釣り★スタ・踊り子クリノッペ等)
- [28]2006年に数千万人規模を想定、ゲームや占いを付加、コンテンツは基本すべて内製(ゲーム好き・クオリティを自社で高めたい)、FLASHゲーム約100種・大型4種(釣り★スタ・踊り子クリノッペ等)
- [29]2006年に数千万人規模を想定、ゲームや占いを付加、コンテンツは基本すべて内製(ゲーム好き・クオリティを自社で高めたい)、FLASHゲーム約100種・大型4種(釣り★スタ・踊り子クリノッペ等)
- [32]2006年に数千万人規模を想定、ゲームや占いを付加、コンテンツは基本すべて内製(ゲーム好き・クオリティを自社で高めたい)、FLASHゲーム約100種・大型4種(釣り★スタ・踊り子クリノッペ等)
- 有価証券報告書(2024年6月期)沿革
- [18]2006年11月 KDDIと共同でau向けSNS「EZ GREE」の提供を開始
- [21]2007年2月iモード公式、4月EZ GREE有料課金、5月iモード課金、8月Yahoo!ケータイ公式、2008年8月Yahoo!ケータイ課金
- [22]2007年2月iモード公式、4月EZ GREE有料課金、5月iモード課金、8月Yahoo!ケータイ公式、2008年8月Yahoo!ケータイ課金
- [23]2007年2月iモード公式、4月EZ GREE有料課金、5月iモード課金、8月Yahoo!ケータイ公式、2008年8月Yahoo!ケータイ課金
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [19]2006年11月のKDDIとの事業提携を契機にモバイル向けサービス展開に注力
- [24]売上は広告メディア収入と有料課金収入で構成、GREEプラスコース月額300円等、ポイント「ゴールド」で広告・有料サービスを拡大する構造
- [25]売上は広告メディア収入と有料課金収入で構成、GREEプラスコース月額300円等、ポイント「ゴールド」で広告・有料サービスを拡大する構造
- [26]売上は広告メディア収入と有料課金収入で構成、GREEプラスコース月額300円等、ポイント「ゴールド」で広告・有料サービスを拡大する構造
- [30]主要サービスにSNS連動型ゲーム『釣り★スタ』(魚拓を日記やコミュニケーションに)・『踊り子 クリノッペ』を掲載
- [31]主要サービスにSNS連動型ゲーム『釣り★スタ』(魚拓を日記やコミュニケーションに)・『踊り子 クリノッペ』を掲載
2008年〜東証マザーズ上場と、会員1,000万人・売上高139億円
2008年12月、グリーは東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場までに会員は2008年5月に500万人、10月に700万人を超え、上場した12月には800万人を上回った。2008年8月には、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構からコミュニティサイトの運用管理体制の認定を得た。グリーは会員を増やす手段として、通信事業者各社との連携とテレビCMの放映を用いた。田中良和氏によれば、2009年3月には1か月で85万人の新規会員を得た。社長の田中良和氏が委員長を務める「あんしん・あんぜん向上委員会」も設け、投稿を24時間365日監視する体制を敷いた。青少年の利用が問われるモバイルSNSで上場前に第三者の認定を得たのは、通信事業者や広告主からの信用を固める狙いがあったと思われる。
- 有価証券報告書(2024年6月期)沿革
- [33]2008年12月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [34]会員2008年5月500万人・10月700万人・12月800万人、2008年8月EMAの運用管理体制認定、通信事業者連携とTV-CMで会員拡大、あんしん・あんぜん向上委員会と24時間365日監視
- [35]会員2008年5月500万人・10月700万人・12月800万人、2008年8月EMAの運用管理体制認定、通信事業者連携とTV-CMで会員拡大、あんしん・あんぜん向上委員会と24時間365日監視
- [36]会員2008年5月500万人・10月700万人・12月800万人、2008年8月EMAの運用管理体制認定、通信事業者連携とTV-CMで会員拡大、あんしん・あんぜん向上委員会と24時間365日監視
- [38]会員2008年5月500万人・10月700万人・12月800万人、2008年8月EMAの運用管理体制認定、通信事業者連携とTV-CMで会員拡大、あんしん・あんぜん向上委員会と24時間365日監視
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [37]2009年3月に1か月で85万人の新規ユーザーを獲得
2009年4月にGREEの会員は1,000万人を超え、6月末には1,260万人に達した。2006年にパソコン中心だった時期の会員は約35万人で、モバイルへの転換から3年足らずで規模が変わった。2009年6月期には探検ゲーム「探検ドリランド」とガーデニングゲーム「ハコニワ」を投入し、ゲームに連動した月額課金も始めた。2009年6月期の売上高は13,945,363千円で前期比374.7%増、経常利益は8,328,548千円で前期比692.2%増である。田中良和氏は2009年5月時点で、売上の約3割が広告、約7割がアバターやゲーム内アイテムの利用者課金だと説明した。田中良和氏は高い利益率を、SNSの収益の仕組みが回り始めた結果とみていた。
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [39]2009年4月会員1,000万人・6月末1,260万人、探検ドリランド・ハコニワ投入と月額課金開始、2009年6月期売上高13,945,363千円(前期比374.7%増)・経常利益8,328,548千円(同692.2%増)
- [41]2009年4月会員1,000万人・6月末1,260万人、探検ドリランド・ハコニワ投入と月額課金開始、2009年6月期売上高13,945,363千円(前期比374.7%増)・経常利益8,328,548千円(同692.2%増)
- [42]2009年4月会員1,000万人・6月末1,260万人、探検ドリランド・ハコニワ投入と月額課金開始、2009年6月期売上高13,945,363千円(前期比374.7%増)・経常利益8,328,548千円(同692.2%増)
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [40]2006年時点の会員約35万人、売上は広告3割・ユーザー課金7割、高利益率はSNSのビジネスモデルが回り始めた結果
- [43]2006年時点の会員約35万人、売上は広告3割・ユーザー課金7割、高利益率はSNSのビジネスモデルが回り始めた結果
- [44]2006年時点の会員約35万人、売上は広告3割・ユーザー課金7割、高利益率はSNSのビジネスモデルが回り始めた結果
2009年5月、田中良和氏はポータルではなくコミュニティサイトの路線で国内最大の規模をめざす方針を示した。会員数の目標は2,000万〜3,000万人である。SNSを基盤にまずゲームを提供し、中長期にはゲーム以外の分野へ広げる考えだった。田中良和氏は米国のフェイスブックでゲームのアプリが広がる例を挙げ、SNSと最も相性のよいのはゲームだとみていた。第5期有価証券報告書は、会員基盤の強化、コンテンツの拡充、会員当たり売上高の維持と向上を課題に掲げている。有料課金収入では、有償アイテムを使う新サービスを投入する方針を示した。SNSを基盤にゲームを載せて規模を追う構想は、次章でゲームの基盤を外部の開発会社へ開く判断の前提になった。
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [45]コミュニティサイト路線で日本最大規模を目指す、会員2,000万〜3,000万人、SNSをプラットフォームにゲーム中心、フェイスブックのゲームアプリを例にSNSと親和性が高いのはゲーム
- [46]コミュニティサイト路線で日本最大規模を目指す、会員2,000万〜3,000万人、SNSをプラットフォームにゲーム中心、フェイスブックのゲームアプリを例にSNSと親和性が高いのはゲーム
- [47]コミュニティサイト路線で日本最大規模を目指す、会員2,000万〜3,000万人、SNSをプラットフォームにゲーム中心、フェイスブックのゲームアプリを例にSNSと親和性が高いのはゲーム
- [48]コミュニティサイト路線で日本最大規模を目指す、会員2,000万〜3,000万人、SNSをプラットフォームにゲーム中心、フェイスブックのゲームアプリを例にSNSと親和性が高いのはゲーム
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [49]対処すべき課題:会員基盤の強化・コンテンツラインナップの拡充・会員当たり売上高の維持及び向上(有償アイテム利用を伴う新規サービスの投入)
- [50]対処すべき課題:会員基盤の強化・コンテンツラインナップの拡充・会員当たり売上高の維持及び向上(有償アイテム利用を伴う新規サービスの投入)
参考文献[33]-[50]
- 有価証券報告書(2024年6月期)沿革
- [33]2008年12月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- [34]会員2008年5月500万人・10月700万人・12月800万人、2008年8月EMAの運用管理体制認定、通信事業者連携とTV-CMで会員拡大、あんしん・あんぜん向上委員会と24時間365日監視
- [35]会員2008年5月500万人・10月700万人・12月800万人、2008年8月EMAの運用管理体制認定、通信事業者連携とTV-CMで会員拡大、あんしん・あんぜん向上委員会と24時間365日監視
- [36]会員2008年5月500万人・10月700万人・12月800万人、2008年8月EMAの運用管理体制認定、通信事業者連携とTV-CMで会員拡大、あんしん・あんぜん向上委員会と24時間365日監視
- [38]会員2008年5月500万人・10月700万人・12月800万人、2008年8月EMAの運用管理体制認定、通信事業者連携とTV-CMで会員拡大、あんしん・あんぜん向上委員会と24時間365日監視
- [39]2009年4月会員1,000万人・6月末1,260万人、探検ドリランド・ハコニワ投入と月額課金開始、2009年6月期売上高13,945,363千円(前期比374.7%増)・経常利益8,328,548千円(同692.2%増)
- [41]2009年4月会員1,000万人・6月末1,260万人、探検ドリランド・ハコニワ投入と月額課金開始、2009年6月期売上高13,945,363千円(前期比374.7%増)・経常利益8,328,548千円(同692.2%増)
- [42]2009年4月会員1,000万人・6月末1,260万人、探検ドリランド・ハコニワ投入と月額課金開始、2009年6月期売上高13,945,363千円(前期比374.7%増)・経常利益8,328,548千円(同692.2%増)
- [49]対処すべき課題:会員基盤の強化・コンテンツラインナップの拡充・会員当たり売上高の維持及び向上(有償アイテム利用を伴う新規サービスの投入)
- [50]対処すべき課題:会員基盤の強化・コンテンツラインナップの拡充・会員当たり売上高の維持及び向上(有償アイテム利用を伴う新規サービスの投入)
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)
- [37]2009年3月に1か月で85万人の新規ユーザーを獲得
- [40]2006年時点の会員約35万人、売上は広告3割・ユーザー課金7割、高利益率はSNSのビジネスモデルが回り始めた結果
- [43]2006年時点の会員約35万人、売上は広告3割・ユーザー課金7割、高利益率はSNSのビジネスモデルが回り始めた結果
- [44]2006年時点の会員約35万人、売上は広告3割・ユーザー課金7割、高利益率はSNSのビジネスモデルが回り始めた結果
- [45]コミュニティサイト路線で日本最大規模を目指す、会員2,000万〜3,000万人、SNSをプラットフォームにゲーム中心、フェイスブックのゲームアプリを例にSNSと親和性が高いのはゲーム
- [46]コミュニティサイト路線で日本最大規模を目指す、会員2,000万〜3,000万人、SNSをプラットフォームにゲーム中心、フェイスブックのゲームアプリを例にSNSと親和性が高いのはゲーム
- [47]コミュニティサイト路線で日本最大規模を目指す、会員2,000万〜3,000万人、SNSをプラットフォームにゲーム中心、フェイスブックのゲームアプリを例にSNSと親和性が高いのはゲーム
- [48]コミュニティサイト路線で日本最大規模を目指す、会員2,000万〜3,000万人、SNSをプラットフォームにゲーム中心、フェイスブックのゲームアプリを例にSNSと親和性が高いのはゲーム
2004年〜2009年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 利益率 | 億円 | |||
| 2004年 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 2005年06月期 | 単体 | 0 | n/a | 0 | 13.6% | 0 | n/a |
| 2006年06月期 | 単体 | 1 | +386.4% | 0 | ▲12.1% | 0 | n/a |
| 2007年06月期 | 単体 | 3 | +202.8% | ▲1 | ▲31.8% | ▲1 | n/a |
| 2008年06月期 | 単体 | 29 | +806.5% | 10 | 35.8% | 5 | n/a |
| 2009年06月期 | 単体 | 139 | +374.8% | 83 | 59.7% | 44 | n/a |
出所:有価証券報告書 第5期(2009年6月期)主要な経営指標等の推移
出典・参考
3件
- グリー 有価証券報告書 第5期(2009年6月期)
- 有価証券報告書(2024年6月期)沿革
- ドリームゲート起業家インタビュー 第87回「グリー株式会社 田中良和」(2009年5月)