レナウンの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

衰えた商品力を、取得した商標と営業外の利益で覆ってきた。1980年代にDCブランドと海外ブランドが台頭し、市場は商品をデザイナーの名前で選ぶ側へ移る。自前で格のあるブランドを育ててこなかったレナウンは、1990年4月に英国アクアスキュータム社を国内ライセンス権を欠いたまま取得した。営業利益は1981年度の107億円をピークに1989年度の25億円まで低下したが、営業外収益が毎年100億円規模あったため経常利益は100億円前後を保った。数字が保たれた10年のあいだに、町の洋品屋を組織する売り方のほうが古びている。8期連続の経常赤字となった1998年2月には、外様の会長へ全権を委任し、役員全員が辞職届を提出した。

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