1943年1950年1960年1970年1980年1990年2000年2010年2020年2026年
創業社長の関係
創業
1892年1月、大阪の乾物問屋の三男だった27歳の大林芳五郎氏が、大阪市西区阿波座で土木建築請負業を興した。以後、嗣子の大林義雄氏、その嗣子の大林芳郎氏と大林家が3代続き、1989年6月に津室隆夫氏へ譲るまで97年にわたって創業家が社長を務めている。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
社長からは1989年に創業家が退いたが、大林剛郎氏が会長に残り、株式の分散した会社で創業家が資本の側に立つ形が続く。2023年に約4%を持つ英シルチェスターの特別配当要求を退けながら、2年後には1,000億円の自己株式取得が中期経営計画の枠に入り、2025年就任の佐藤俊美氏もDOE5%の維持とあわせて予定どおり進めると述べており、資本の使い道は社内の判断から株主との交渉へ移ったように見える。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 大林芳郎(1943年就任) | 1943〜1989年1943年就任 | 46年 | 退任 | 創業家 | 取締役社長 | 決断1989年大林芳郎氏の社長退任と津室隆夫氏への継承 | |
| 脇村典夫(2005年就任) | 2005〜2007年2005年就任 | 2年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長 | ||
| 白石達(2007年就任) | 2007〜2018年2007年就任 | 11年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 蓮輪賢治(2018年就任) | 2018〜2025年2018年就任 | 7年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 決断2018年リニア談合で第三者委員会設置2023年シルチェスターの提案否決 | |
| 佐藤俊美(2025年就任) | 2025年〜現任2025年就任 | 2年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役社長兼CEO | 1985年4月に大林組へ入社した。2017年4月に執行役員、2018年6月に取締役、2019年4月に常務執行役員、2022年4月に専務執行役員、2023年4月に副社長執行役員と進み、2024年4月に代表取締役、2025年4月に社長兼CEOへ就任した。入社から40年目の登用である。創業家の大林剛郎氏は2026年3月期の大株主第5位に2.46%を持つが、佐藤氏は資本の裏づけを持たない生え抜きである。 | 決断2025年MWH機軸の積極M&A |