鹿島建設 の歴代社長

現任社長押味至一2025年 就任
社外取締役過半ではない 取締役14名・うち社外7名
後継指名指名委員会(任意機関)協議の実施
登用
直近20年の社長は中村満義氏・押味至一氏・天野裕正氏・桐生雅文氏の4人で、全員が新卒入社のプロパーである。中村満義氏の営業を除けば建築畑が続き、桐生雅文氏もキャリアの8割超を現場で過ごした。外部招聘やプロ経営者の登用は一度も確認できない。
任期
直近3代は中村満義氏の10年、押味至一氏の6年、天野裕正氏の4年と代を追って短くなった。長期政権を支えたのは受注の回復局面と生え抜き人事の安定だと思われるが、2026年1月の天野裕正氏の急逝で連続性は途切れ、会長だった押味至一氏の暫定再任を挟んで6月に桐生雅文氏が継いでいる。
株主
1961年の大株主は鹿島守之助氏の23.85%を筆頭に、渥美健夫氏・石川六郎氏ら歴代社長本人が並び、創業家が資本と経営を一体で握っていた。2025年3月の個人筆頭は鹿島公子氏の3.35%にとどまり、上位は信託口が占める。創業家に社長を選ぶ力はもう残っていないと思われる。
含意
社長を外から選ぶ主体が不在の会社であるように見える。創業家の持分は影響力を失い、上位株主はパッシブな信託口で、社長はプロパーから出て、不測時には会長が戻る。急逝を半年で吸収した安定と、外部の目が届きにくい構造は表裏で、後継の幅も建築畑の一本に絞られている。
歴代社長1965年1970198019902000201020202026年

渥美健夫

1965〜1976年・12年/外部出身

12年

石川六郎

1977〜1982年・6年/創業家

6年

鹿島昭一

1983〜1988年・6年/創業家

6年

宮崎明

1989〜1994年・6年/外部出身

6年

梅田貞夫

1995〜2003年・9年/生え抜き

9年

中村満義

2004〜2013年・10年/生え抜き

10年

押味至一現任

2014〜2019年・2025年〜現在・通算8年/生え抜き

6年

天野裕正

2020〜2024年・5年/生え抜き

5年

天野裕正

あまの ひろまさ

退任済
就任
20216月 就任
任期
2020〜2024年・5年
役職
代表取締役社長

生え抜き(1977年入社)。建築現場系

押味至一

おしみ よしかず

現任
就任
20156月 就任
任期
2014〜2019年・2025年〜現任・通算8年
役職
代表取締役社長 → 代表取締役会長兼社長社長執行役員

生え抜き(1974年入社)。建築現場系

中村満義

なかむら みつよし

退任済
就任
20056月 就任
任期
2004〜2013年・10年
役職
代表取締役社長兼社長執行役員 → 代表取締役社長

生え抜き(1965年入社)。広報・営業系

梅田貞夫

うめだ さだお

退任済
就任
1995年 就任
任期
1995〜2003年・9年
役職
代表取締役社長

生え抜き(1960年入社)。土木技術系

宮崎明

みやざき あきら

退任済
就任
19906月 就任
任期
1989〜1994年・6年
役職
代表取締役社長

建設省出身。鹿島家以外で初の社長

鹿島昭一

かじま しょういち

退任済
就任
1983年 就任
任期
1983〜1988年・6年
役職
代表取締役社長

創業家(鹿島家)

石川六郎

いしかわ ろくろう

退任済
就任
19782月 就任
任期
1977〜1982年・6年
役職
代表取締役社長

創業家(鹿島守之助の女婿)。運輸省出身、1955年に取締役として入社

渥美健夫

あつみ たけお

退任済
就任
1965年 就任
任期
1965〜1976年・12年
役職
取締役社長

商工省出身。1951年に常務取締役として入社

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