天野裕正
鹿島建設・元代表取締役社長
Amano Hiromasa(1951年生まれ)
就任年 2020年
就任時年齢 68歳
退任年 2024年
在任期間 5年
出自 鹿島建設
- 3つの中期経営計画(2018〜2020/2021〜2023/2024〜2026)を継承・更新しつつ、海外M&Aと建設バリューチェーン強化により2030年度連結当期純利益1,300〜1,500億円の長期目標を打ち出した経営者である。
- 中期経営計画(2021〜2023)「未来につなぐ投資」を最終年度ROE10.2%・連結当期純利益1,150億円で完遂し、新中計(2024〜2026)で2030年度連結当期純利益1,300〜1,500億円超の長期目標を提示
- 米建設会社「ロジャーズ・ビルダーズ社」を買収し、海外売上1兆円規模への拡大を主導
- 政策保有株式縮減と6期連続の自己株式取得を組み合わせ、配当性向30%から40%への引き上げを通じて資本効率改善を継続した。
- 政策保有株式の連結純資産対比20%未満目標を前倒し達成、3か年300億円超の売却を実行
- 自己株式取得は2021〜2025年度にかけ毎期100〜300億円を継続実施、1株年間配当は50円(2020年度)から112円(2025年度予想)へ6期連続増配し配当性向40%基準へ移行
就任前(FY19)20,108億円
退任時(FY24)29,118億円
変化(5カ年)+45%
就任前(FY19)6.6%
退任時(FY24)5.2%
変化(5カ年)-1.4pt
天野裕正の経歴社長就任に至るキャリア
- 1977年、鹿島建設に入社した。設計家を志していたが、学生時代に「その才能はない」と判断して建設会社を選び、首都高から見えた本社ビルの社名に馴染みがあったことが入社の決め手になった。会社や仕事の中身をよく知らないまま入社し、建設業の知識も面白さも、現場で仕事を重ねるなかで身につけていった。
- 入社後は一貫して建築畑を歩み、東京建築支店時代には「東京ポートシティ竹芝」「Otemachi One」「東京ミッドタウン日比谷」など都心の大型再開発を数多く手がけた。2009年に執行役員、2013年に常務執行役員、2014年に専務執行役員へと昇進し、グループの稼ぎ頭である東京建築支店を率いる存在となった。
- 2017年に副社長執行役員となり、2021年3月の発表を経て同年6月、押味至一社長の後任として代表取締役社長に就任した。就任は東京五輪関連需要が端境期を迎え、コロナ禍で難しいかじ取りを迫られる局面であり、天野氏は大型物件だけでなく中規模以下の工事も積極的に受注する考えを示した。建築を核に開発・設計・維持管理・リニューアルなど多様な部門を結びつけ、社会の新しいニーズに応えて経営基盤を安定させる方針を掲げた。
所属・役職1977年201020202024年╱╱
鹿島建設
1977年入社
2009年執行役員
2013年常務執行役員
2014年専務執行役員
2017年副社長執行役員
2021年代表取締役社長兼社長執行役員
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 1977-04 | 鹿島建設入社 |
| 2007-11 | 鹿島建設横浜支店次長 |
| 2009-04 | 鹿島建設執行役員、建築管理本部副本部長 |
| 2012-04 | 鹿島建設中部支店長 |
| 2013-04 | 鹿島建設常務執行役員 |
| 2014-04 | 鹿島建設専務執行役員、東京建築支店長 |
| 2017-04 | 鹿島建設副社長執行役員 |
| 2021-06 | 鹿島建設代表取締役社長(現任)兼社長執行役員(現任) |
| 2024-06 | から1年 |
発言集公開インタビューからの発言(画像はOGPより引用・改変なし)
「今どういうことが起きているのか、どんな新しい技術が生まれているのか、常にアンテナを張っておかなければならないし、そこに投資を惜しんではいけないと考えています」
「何も知らずに入社して仕事で覚えた建設業の面白さ」―天野裕正(鹿島建設社長) net.keizaikai.co.jp/archives/1861 「DXにより自動化を進め、生産性を上げていく必要があります」
「何も知らずに入社して仕事で覚えた建設業の面白さ」―天野裕正(鹿島建設社長) net.keizaikai.co.jp/archives/1861 「専ら建築に携わってきたが、鹿島には建築関連だけでも開発事業、設計、維持管理、リニューアルなど多様な部門がある。建築を核としてこれらを結びつけ、社会の新しいニーズに応えながら経営基盤を安定させ、収益を上げていきたい」
「この技術の鹿島という意識は社員全員に浸透しています」
「何も知らずに入社して仕事で覚えた建設業の面白さ」―天野裕正(鹿島建設社長) net.keizaikai.co.jp/archives/1861 「鹿島でなければできない、あるいはお客さまから鹿島に発注したいと思われるような会社でありたいと考えています」
「何も知らずに入社して仕事で覚えた建設業の面白さ」―天野裕正(鹿島建設社長) net.keizaikai.co.jp/archives/1861 「鹿島がどんな会社でどんな仕事をしているか、よく分からずに入社しています。そこから仕事をしながら建設業のことを学んでいきました。同時に仕事の面白さにも気づいていきました。」
「何も知らずに入社して仕事で覚えた建設業の面白さ」―天野裕正(鹿島建設社長) net.keizaikai.co.jp/archives/1861 任期中のIR資料公式ページへのリンク
原典リンクあり 資料あり(URL未登録) なし