決断
放送免許という参入障壁の内側で、赤坂の土地と保有株を収益源に育ててきた設計に一貫性がある。2005年に始まった楽天との攻防では、業務提携を拒みながら放送法の制度で支配権を守り抜いた。その渦中の2008年2月には複合施設"赤坂サカス"を開設し、本社周辺の自社用地を賃料と集客の出る街区へ組み替えた。守り抜いた支配権と組み替えた地面を元手に、2018年には配信のParaviを立ち上げ、2023年には学習塾のやる気スイッチグループを子会社化する。番組を作って売る一本の商売から、賃料と授業料まで抱える会社へ広げてきた。
2009年 楽天の統合提案拒否
業績の推移2008 2009 2014 売上高(億円) 3,152 3,723 3,543 経常利益率(%) 7.3 5.4 5.1 2008年2月 赤坂サカスの開業
赤坂サカスの開業放送収入への依存から脱するため、本社を構える赤坂の自社用地を賃貸ビルの運用にとどめず、赤坂サカスから赤坂二・六丁目の街区開発へと面的に組み替え、不動産を放送外の収益源に育てた戦略同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移2007 2008 2013 売上高(億円) 3,187 3,152 3,524 経常利益率(%) 8.2 7.3 5.0