2009年2020年2026年
- 創業
- 1951年5月、関東で最初の民間放送局として株式会社ラジオ東京が設立された。免許を争った20数社のうち毎日・朝日・電通・読売の4陣営が合同した会社で、初代社長には元王子製紙社長の足立正氏を外から迎えた。一人の創業者も創業家も持たない出発であり、以後も一族による継承は確認できない。
- 登用
- 直近20年の社長は井上弘氏から阿部龍二郎氏まで6人で、5人は新卒入社の生え抜き、武田信二氏だけが毎日新聞社から1991年に移った中途入社である。石原俊爾氏と武田信二氏は子会社TBSテレビの社長を経ており、2009年の持株会社化以降は系列会社の社長職が本体社長への通り道になっている。
- 任期
- 名簿でたどれる2002年以降で最も長いのは井上弘氏の6年10か月で、佐々木卓氏の6年が続く。一方で財津敬三氏は2年、武田信二氏は2年2か月と短い。直近3代は武田信二氏の2年2か月、佐々木卓氏の6年、2024年に就いた阿部龍二郎氏が2年目で、長短が交互に並んでいる。
- 含意
- 2009年に認定放送持株会社へ移ったことで、放送法上、一の者が議決権の3分の1を超えて保有することはできなくなった。3年に及んだ楽天の買い増しはこれで退けられている。社長を選ぶ経路は社内の昇格と系列会社の社長職に限られ、株を買い集めて外から交代を迫る道は閉じている。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 井上弘 | 2002〜2009年 | 7年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 決断2008年赤坂サカスの開業と赤坂再開発による不動産事業化2009年楽天による経営統合提案の拒否と、認定放送持株会社への移行 |
| 財津敬三 | 2009〜2011年 | 2年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | |
| 石原俊爾 | 2011〜2016年 | 5年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | |
| 武田信二 | 2016〜2018年 | 2年 | 退任 | 外部出身 | 代表取締役社長 | |
| 佐々木卓 | 2018〜2024年 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | |
| 阿部龍二郎 | 2024年〜現任 | 3年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役社長CEO |