2013年2020年2026年
- 創業
- 1957年11月、ニッポン放送と文化放送に東宝・松竹・大映が加わり、資本金6億円で設立された。個人の創業者はおらず、初代社長には文化放送社長の水野成夫氏が就いている。以後の実権は鹿内信隆氏に始まる鹿内家が握り、1992年に鹿内宏明氏がフジサンケイグループ議長を退いて創業家の経営は終わった。
- 登用
- 直近20年の社長は豊田皓氏から清水賢治氏までの6人で、全員が入社組である。西武百貨店から移った金光修氏も中途入社であり、外から直接トップを招いた例は確認できない。出身は営業・情報制作・経理・編成制作・経営企画と散らばり、入社から就任までは36年から50年かかっている。
- 任期
- 編成局長として視聴率三冠を作った日枝久氏の13年が最長で、退任後も会長・相談役として2025年3月まで37年にわたり取締役に残った。直近3代は嘉納修治氏の2年、宮内正喜氏の2年、金光修氏の6年である。2025年に相談役と顧問の制度は廃され、役員定年制が入った。
- 含意
- トップ人事に外から力が及んだのは2025年が最初であるように見える。取締役は17名から11名へ減り、うち社外は6名で過半数となった。指名・報酬委員会は2025年6月設置の任意機関で、社外が委員長を務めるが社長も委員に入り、責務は答申にとどまる。法定の指名委員会への移行は2026年6月に見送られた。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日枝久 | 1988〜2001年 | 13年 | 退任 | 生え抜き | フジ・メディア代表取締役社長 | |
| 村上光一 | 2001〜2007年 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 決断2005年ライブドアによるニッポン放送株買収への対抗と、ニッポン放送の完全子会社化 |
| 豊田皓 | 2007〜2013年 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 決断2008年認定放送持株会社体制への移行と、フジ・メディア・ホールディングスの発足2012年サンケイビルの子会社化と、都市開発・観光を第二の柱とする事業ポートフォリオ再編 |
| 太田英昭 | 2013〜2014年 | 1年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 株式会社フジテレビジョン取締役 | |
| 嘉納修治 | 2015〜2017年 | 2年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | |
| 宮内正喜 | 2017〜2019年 | 2年 | 退任 | 生え抜き | フジテレビジョン代表取締役社長 | |
| 金光修 | 2019〜2025年 | 6年 | 退任 | 外部出身 | フジテレビジョン取締役 | |
| 清水賢治 | 2025年〜現任 | 2年 | 現任 | 生え抜き | フジ・メディア代表取締役社長 フジ・メディア社長執行役員 | 決断2025年性加害問題を受けた取締役の総入れ替えと、コンテンツを軸とする事業への転換 |