豊田合成の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

事業を取り込むたび、別の事業を切り離してきた。2002年2月には東洋ゴム工業と事業を交換し、同社のエアバッグ事業を取得する代わりに、伸び代の小さい防振ゴム事業を同社へ譲渡した。素材の供給から衝突安全部品へ中心を移すこの入れ替えで、エアバッグ・ウェザストリップ・内外装樹脂・機能部品の4事業が固まる。2014年4月には独メテオール社の資産を譲り受けて欧州のシーリング事業を拡大したが、欧州と米州で統合が進まず5年後の2019年12月に連結の対象から外れた。青色LEDから伸ばしたオプトエレクトロニクス事業も2016年3月期の売上347億円から翌期185億円へ落ち、2017年以降は整理へ回っている。2025年8月にはシートベルト大手の芦森工業をTOBで完全子会社化した。素材を供給していた会社は、20年余りの入れ替えを経て乗員保護そのものを設計する側へ移った。

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