スズキの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

売れているうちに、次に売るものを探しにいく会社である。1929年12月、杼換カードを876枚から66枚へ減らす装置を出願し、手作業に依存していた遠州のサロン織りを機械に載せた。1930年に始めた輸出は、織物の輸出業者の不買同盟と商工省の反対で約10カ月止まったが、鈴木道雄氏が同省の了解を取り付けて再開し、東南アジアへ約3000台を送り出す。その好況の最中の1936年、織機は一度納めれば何十年も使われるとみて、消耗品として買い替えの利く小型自動車の試作に踏み出した。

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