1982年1990年2000年2010年2020年2026年
創業社長の関係
創業
1935年12月7日、齋藤憲三氏が資本金2万円で東京電気化学工業を設立した。東京工業大学の加藤与五郎氏と武井武氏が1930年に発明したフェライトを、発明から5年どこも工業化しないまま引き受けた会社である。社名は同大学電気化学科の英語頭文字に由来し、1961年9月に上場、1983年3月にTDKへ改めた。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
主力をフェライトから磁気テープ、電池へ入れ替える判断を、いずれも社内で育った社長が下してきた。2026年3月期は売上の54.7%を電池が、55.0%を中国が占め、その電池は2005年に買収した香港のATLが担う。事業の重心は買収した海外側にあり、人事の重心は国内の生え抜きに残ったままに見える。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 大歳寛(1982年就任) | 1982〜2006年1982年就任 | 24年 | 退任 | — | 取締役社長 | 決断1982年グローバル部品メーカーへ転換 | |
| 上釜健宏(2006年就任) | 2006〜2016年2006年就任 | 10年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 決断2008年独EPCOSの買収 | |
| 石黒成直(2016年就任) | 2016〜2022年2016年就任 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 齋藤昇(2022年就任) | 2022年〜現任2022年就任 | 5年 | 現任 | 生え抜き | 社長執行役員 | 1989年4月にTDKへ入社した生え抜きである。2011年6月に執行役員、2013年6月に常務執行役員、2015年6月に取締役へ進み、役員として11年を数えてから社長に就任した。前任の石黒成直氏が取締役を経ずに常務執行役員から社長へ上がったのに対し、齋藤氏は取締役として7年を過ごしている。 |