TDK の歴代社長

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1982年1990年2000年2010年2020年2026年

大歳寛退任

1982年社長就任

取締役社長

上釜健宏退任

2006年社長就任

2002年執行役員2004年取締役代表取締役社長

石黒成直退任

2016年社長就任

1982年入社2014年執行役員代表取締役社長

齋藤昇現任

2022年社長就任

1989年入社2011年執行役員2015年取締役社長執行役員
創業社長の関係
創業

1935年12月7日、齋藤憲三氏が資本金2万円で東京電気化学工業を設立した。東京工業大学の加藤与五郎氏と武井武氏が1930年に発明したフェライトを、発明から5年どこも工業化しないまま引き受けた会社である。社名は同大学電気化学科の英語頭文字に由来し、1961年9月に上場、1983年3月にTDKへ改めた。

社長登用の傾向
登用

2006年以降の3代はいずれも生え抜きで、上釜健宏氏が1981年、石黒成直氏が1982年、齋藤昇氏が1989年の入社である。入社から社長まで25年から33年を要した。就任前の役職は取締役専務執行役員・常務執行役員・取締役とそろわず、石黒氏は取締役を経ずに上がっている。外部からの招聘は確認できない。

社長任期の傾向
任期

1982年に社長へ就いた大歳寛氏は、1977年にビデオテープ5万巻の緊急受注を専務として即断し、磁気テープ世界首位を築いた中興の祖にあたる。直近は上釜健宏氏の10年に対して石黒成直氏が6年、齋藤昇氏は2022年4月の就任で5年目に入り、10年規模の長期政権は上釜氏で途切れたように見える。

いまの体制への含意
含意

主力をフェライトから磁気テープ、電池へ入れ替える判断を、いずれも社内で育った社長が下してきた。2026年3月期は売上の54.7%を電池が、55.0%を中国が占め、その電池は2005年に買収した香港のATLが担う。事業の重心は買収した海外側にあり、人事の重心は国内の生え抜きに残ったままに見える。

氏名 社長在任期間 退任年は推定 在任年数 推定状況出自役職在任中の決断施策
大歳寛(1982年就任)1982〜2006年1982年就任24年退任取締役社長決断1982年グローバル部品メーカーへ転換
上釜健宏(2006年就任)2006〜2016年2006年就任10年退任生え抜き代表取締役社長決断2008年独EPCOSの買収
石黒成直(2016年就任)2016〜2022年2016年就任6年退任生え抜き代表取締役社長
齋藤昇(2022年就任)2022年〜現任2022年就任5年現任生え抜き社長執行役員1989年4月にTDKへ入社した生え抜きである。2011年6月に執行役員、2013年6月に常務執行役員、2015年6月に取締役へ進み、役員として11年を数えてから社長に就任した。前任の石黒成直氏が取締役を経ずに常務執行役員から社長へ上がったのに対し、齋藤氏は取締役として7年を過ごしている。

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