太平洋セメントの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

縮む内需の外へ収益源をずらし続けたことが、この会社の一貫した基準である。統合直後、国内需要は1997年のピークから減り、旧3社から引き継いだ遊休焼成炉が残った。これを閉じる代わりに2000年、1450度のセメント窯を廃棄物処理設備として使い直した。処理費を受け取りながら原料費も下げる仕組みへ組み替え、閉鎖候補だった工場を収益源に変えた。海外では1990年の米国買収を足場に、リーマンショック後の5年連続赤字にも撤退せず、2015年から西海岸でセメント工場と生コンを買い増した。設備も市場も捨てず、稼げる用途へ置き換えてきた。

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