クラレの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

賛成が多い事業には着手しない、という基準で新しい仕事を選んできた。1950年11月に国産技術の合成繊維ビニロンを企業化した。当初は風合いと染色性で市場が開けず、1954年の高強力タイプでようやく漁網・ロープ・セメント補強材へ用途が広がる。1956年の業界にはなお社長の道楽という評があった。1960年代に天然ガス法のポバールと人工皮革クラリーノ、1972年にガスバリア樹脂エバールと自社研究の素材が続き、2001年2月にはレーヨンの生産停止と同時にクラリアントからポバール・PVB事業を取得し、73年続けた祖業を止めた年に欧州の生産拠点を得ている。

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