- クラレの社長は生え抜き昇格が基本線で、和久井康明(1965年入社・人事系)、伊藤文大(1971年入社・人事購買系)、伊藤正明(1980年入社・化学品系)、川原仁(1984年入社・ビニルアセテート系)と、いずれもクラレ入社から35年前後を経て社長に就いている。
- 直近3代の伊藤文大・伊藤正明・川原仁はいずれも事業カンパニー長や経営統括本部担当を経て代表取締役に到達しており、主力のビニルアセテートや機能材料など化学素材の事業運営経験を軸に昇進する傾向が強い。
- 社長在任は伊藤文大が2008〜2014年、伊藤正明が2015〜2020年、川原仁が2021年〜と概ね6〜7年での交代サイクル。退任後は伊藤文大・伊藤正明ともに取締役会長として会長職にスライドする世代継承パターンが定着している。