- FY19以降に有報で確認できる代表取締役社長は上甲亮祐氏(1961年生まれ)1名のみで、FY19〜FY25の7期にわたり社長交代の事例は存在しない。同氏は株式会社富士銀行(現みずほ銀行)出身で、片倉工業の生え抜きではなく金融系外部出身者として代表取締役に就任した経歴。
- 上甲社長と並ぶ社内取締役だった佐野公哉取締役会長(片倉工業生え抜き、1955年生まれ)はFY19〜FY22まで会長を務め、FY23以降は会長職そのものが空席。生え抜きトップの退任後、社長+執行役員+社外取締役という二層構成に集約されている。
- FY25時点で上甲社長と同じ旧富士銀行(現みずほ銀行)出身者として柿本勝博取締役常務執行役員(1960年生まれ)も登用されており、金融系出身者が代表取締役と中核執行役員の双方を占める構成。繊維事業から不動産・医薬品・機械事業への構造転換期において、財務管理系の経営層配置が継続している。