- 持株会社化以降の社長は鈴木弘久氏(FY04〜FY09)、中井加明三氏(FY10〜FY13)、沓掛英二氏(FY14〜FY21)、新井聡氏(FY22〜現任)の4名。在任はおおむね4〜8年で推移し、最長が沓掛氏の8年、最短が中井氏の4年、現任の新井氏もここまで3年と、4年前後の交代サイクルが基調となっている。
- 直近2代の社長は出身母体が分かれる。沓掛英二氏と新井聡氏はいずれも野村證券に入社した証券・財務系の人材で、事業会社の野村不動産で長く現場を積んだ生え抜きとは経歴の起点が異なる。設立母体である証券グループから経営トップを供給する系譜が、独立上場後も社長人事に残る。
- 退任した社長がそのまま会長として取締役会に残る運用が定着している。沓掛英二氏は社長交代後の2025年6月時点で取締役会長を務め、新井氏への承継後も経営の連続性を担保する配置にある。トップ交代が断絶ではなく、前任が会長として後任を支える緩やかな移行として設計されている。