創業社長の関係
創業
創業者と呼べる個人はいない。1941年9月に帝国石油株式会社法のもとで政府と民間が半額ずつ出資した帝国石油と、1966年に政府系の北スマトラ海洋石油資源開発として発足した国際石油開発が、2006年4月の共同株式移転で持株会社を作った会社である。創業家の社長は一度も出ていない。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
社長を外から問い直す仕組みは弱い。監査役会設置会社のままで、取締役10名のうち社外は5名の半数どまりである。2017年に置いた指名・報酬諮問委員会も答申までが責務で、委員には社長本人が入る。誰がトップに立つかは経済産業省の人事と地続きであろう。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 黒田直樹(2006年就任) | 2006〜2010年2006年就任 | 4年 | 退任 | 外部出身 | 国際石油開発帝石HD 代表取締役社長 | 決断2006年国際石油開発と帝国石油の統合 | |
| 北村俊昭(2010年就任) | 2010〜2018年2010年就任 | 8年 | 退任 | 外部出身 | 代表取締役社長 | 決断2012年イクシスLNG最終投資決定2015年ADCO権益を40年確保 | |
| 上田隆之(2018年就任) | 2018年〜現任2018年就任 | 9年 | 現任 | 外部出身 | 代表取締役社長 | 1980年4月に通商産業省へ入省し、2010年7月に大臣官房長、2013年6月に資源エネルギー庁長官、2015年7月に経済産業審議官を務めた。2017年4月に非常勤特別参与として国際石油開発帝石に入り、同年8月に副社長執行役員となった。初代社長の黒田直樹氏も資源エネルギー庁長官を経て社長に就任している。2016年3月期の筆頭株主は経済産業大臣で、持株比率は18.94%だった。 |