芝浦メカトロニクスの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

主力の入れ替えは、いずれも親会社である東芝の側の都合から始まった。1998年10月、エアコン用モータの需要減退と韓国経済危機で単独での競争力を保てなくなり、東芝グループの整理のなかで東芝メカトロニクスと合併して液晶製造装置へ参入し、商号を芝浦メカトロニクスへ改めた。続く2001年1月には自販機やモータ応用機器を本体の外へ移管し、開発と組立で付加価値を作る装置事業だけを本体に残した。2013年6月就任の藤田茂樹社長は半導体・FPD・電子部品の同時失速を受けて半導体製造装置へ経営資源を集中し、ファインメカトロニクスの売上比率を53%から59%へ、営業利益率を2.3%から7.5%へ引き上げた。二度の整理を経て、東芝の発注に応える工場は、外部の半導体メーカーへ直接装置を納める会社に変わった。

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