タダノの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

持っていない製品は、作るのではなく持っている会社ごと取得してきた。1998年度から2001年度にかけて三度の当期損失を計上した会社は、幅を広げて需要の振れを吸収する常道を採らず、2008年1月に事業領域をLEと定義して多角化を採らないと明文化した。吊る・持ち上げる・高い所で作業する移動できる機械に事業を限ると明文化した以上、欠けた製品は買収でしか埋められない。1990年5月にドイツでファウンAGのクレーンおよび車両部門を買収し、2019年7月には米テレックスからデマーグのクレーン事業を約236億円で取得し、吊り上げ能力1,200トンまでのオールテレーンと400〜3,200トンのクローラクレーンを品揃えへ加えた。外周を自社の言葉で定めたことが、以後の投資を買収の形に固定した。

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