決断
持っていない製品は、作るのではなく持っている会社ごと取得してきた。1998年度から2001年度にかけて三度の当期損失を計上した会社は、幅を広げて需要の振れを吸収する常道を採らず、2008年1月に事業領域をLEと定義して多角化を採らないと明文化した。吊る・持ち上げる・高い所で作業する移動できる機械に事業を限ると明文化した以上、欠けた製品は買収でしか埋められない。1990年5月にドイツでファウンAGのクレーンおよび車両部門を買収し、2019年7月には米テレックスからデマーグのクレーン事業を約236億円で取得し、吊り上げ能力1,200トンまでのオールテレーンと400〜3,200トンのクローラクレーンを品揃えへ加えた。外周を自社の言葉で定めたことが、以後の投資を買収の形に固定した。
2021年4月 氏家俊明氏が社長就任
欧州の売上高と営業利益率2020 2021 2025 欧州売上高(百万円) 32,074 33,393 44,539 欧州営業損益率(%) -19.9 -37.6 -7.4 2019年2月 デマーグクレーン事業の取得
デマーグクレーン事業の取得LEに事業を限った専業メーカーが、自力で埋めていない大型クレーンの領域を既存ブランドごと取得して埋める判断同じ経営論点に直面した企業 | M&A・買収欧州セグメントの売上高とセグメント利益率2019 2020 2025 外部顧客への売上高(百万円) 21,870 32,074 44,539 セグメント利益率(%) -5.1 -19.9 -7.4 2008年1月 LE事業への限定
LE事業への限定国内建設投資の縮小で三度の損失を計上した会社が、多角化ではなく専業のまま世界市場へ出る道を選び、事業の外周を自社の言葉で定義した同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2007 2008 2013 売上高(億円) 1,447 1,744 1,348 経常利益率(%) 9.4 10.3 8.5 2004年12月 ラフテレーンクレーンのリコール