決断
6社を合併させずに残し、原価の側だけを一つにまとめた。統合したのは用地仕入と資材調達の交渉力で、商号もブランドも6社に残した。売値は周辺の相場から先に決まるため、利益は原価をどこまで下げられるかで決まる。1棟あたりの標準的な建築費原価は850万円程度で、同じ仕様を工務店へ頼めば最低1,200万円以上かかる差が競争優位の源泉であった。2014年5月に木材加工のファーストウッドを子会社化し、以後は複層ガラス・住宅設備・内装建材のメーカーを順に取り込んだ。2022年1月には木材の上流そのものを押さえるため、ロシア極東の林業大手RFPグループ19社を買収した。原価を握る設計を国境の外まで延ばしたことが、翌月のウクライナ侵攻で制裁対象となる資産を抱える結果を生んだ。
2022年 RFPグループを買収
のれんと無形資産2021 2022 2026 のれん(億円) 1,998 2,108 2,252 無形資産(百万円) 2,100 10,793 17,914 2014年4月 ファーストウッドを子会社化
業績の推移2014 2019 売上高(兆円) 0.8 1.3 純利益率(%) 4.5 4.9 2013年 飯田グループホールディングス設立