創業社長の関係
創業
1958年12月、東京・築地の家業を継いだ松田瑞穂氏が株式会社吉野家を設立した。牛丼一品に絞り込む型を作りフランチャイズで店舗を急増させたが、過剰出店と乾燥肉の失敗が響き、1980年7月に負債約122億円で会社更生法の適用を申請する。創業家の社長はこの倒産を経て途絶えた。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
後継を審議するのは2021年に置いた任意の諮問委員会だが、候補を挙げるのは代表取締役で、委員長も社長本人が務める。取締役5名のうち社外は2名にとどまり、支配株主もいない。社長の交代を外から迫る主体は見当たらず、長期政権が生まれやすい体制に見える。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 安部修仁(1992年就任) | 1992〜2012年1992年就任 | 20年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 決断2004年米国産牛肉で牛丼販売休止 | |
| 河村泰貴(2012年就任) | 2012〜2025年2012年就任 | 13年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 成瀬哲也(2025年就任) | 2025年〜現任2025年就任 | 2年 | 現任 | 生え抜き | 吉野家代表取締役社長 | 1988年6月に吉野家へ入社した。2001年3月にグループの㈱ポット・アンド・ポット(現㈱スターティングオーバー)で営業部営業管理担当部長、2007年10月に執行役員兼㈱千吉代表取締役社長を務め、2012年9月に㈱はなまる代表取締役社長へ就任した。2015年6月に吉野家(中国)投資有限公司の董事、2018年1月にASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD.のCEOを兼ね、海外事業も担った。 |